繰り返す『前編』 貴女side ページ24
あ「誰も思い出さないんだー…。」
カ「だって姉ちゃんに似て…」
あ「ほら、またそうやって比べる。飽きちゃった私。」
皆してお姉ちゃんお姉ちゃん五月蝿いんだよ！！皆消えちゃえばいいのに…。
ク「A…？」
あ「―――全部消えちゃえばいいんだよ！！！！！」
また１からやり直したい、今度はお姉ちゃんの妹じゃなくて１人の女の子として…。
あ「お願いクロハ…私を…皆を殺してくれないか？」
ク「また…やり直すのか？」
あ「ううん…。私がメカクシ団から居なくなればいいの。」
カ「…Aちゃん…？」
あ「カノ…。」
やっと思い出してくれたんだ…。でも、もう遅いよ？
私の記憶も皆の記憶も全部消すんだから…。
ク「っ！まさかお前…！！」
あ「あーあ、冴える蛇さんは気づいちゃった？」
まぁクロハは元々カゲロウデイズに居るから忘れることは無いんだろうけど、
ク「駄目だ！それは絶対に後悔するぞ！？」
あ「っ…！」
分かってるさ。そんな事…。
あ「じゃあ予定変更、次の夏にまた出会ったら今度こそ…恋人になろ？カノ！」
カ「Aちゃん！！」
あ「でも、思い出していないそこのヒキニート達には用事がある。」
シ「ヒキニート！？」
あ「今からお姉ちゃんを呼びます、その間皆は目隠しして待機してくださいー。」
どっちが本物のお姉ちゃんか君たちなら分かるよね？
あ「ただし、モモちゃん、マリーちゃん、コノハ君、ヒビヤ君、カノは対象外だから。」
ヒ「おばさ…((あ「殺すぞ？」すいませんお姉さん。」
あ「それじゃ、ゲームスタートって事で♪」
繰り返す『後編』 貴女side→←カゲロウデイズへご招待 クロハside
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