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カーラはその光景を
冷たい目で見送った後、
心底心配した様子で私に駆け寄って
きた
「A大丈夫だった！？変な事
されてない！？怖かったよね！1人に
して本当ゴメン！｣
彼は、あわあわしながら私の身体を
ぐるぐると見て回って、外傷が
無かったことにほぅっと息を吐いた
私も長い溜め息を吐いた
あの男性も怖かったが、カーラの変貌
ぶりの方が怖かった
何なんだろうか
アイツは二重人格なんだろうか
そうなのか
『このバカーラめ。クソギーク。』
「だから悪かったって〜。でもやっと
あのクソジジイのしっぽを掴めたんだ。
オレ的には思わぬ収穫だったぜ。｣
『え...？』
今確かに聞いた
カーラの口調と一人称が変わったのを
弾かれた様にカーラを見ると、彼は
2つのグラスを片手で持ちながらにっと
笑って、突然何も言わずに私の手を
引いて歩き出した
『カ、カーラ、どこ行くの？』
ぐいぐいと引っ張られて転びそうに
なりながらも問い掛ける
「ここじゃゆっくり話せないから。｣
カーラはそう短く言っただけで、
人混みの中をずんずん進んでいく
時々周りから「カーラその子は？｣とか
「お友達？｣などの声が聞こえて
くるが、カーラは無視して歩いていく
でも1つだけ、彼の反応したものが
あった
それはあの、私に声を掛けてきた
オバさん達の声だった
「カーラちゃんその子だあれ？もしか
して彼女ちゃん？｣
何とも猫被りな態度
人のことをあれこれ言いたくはないが、
この人達は最低である
カーラは歩を緩めずにちらりと声の方
を見てから、いたずらっぽく笑って
「まぁ、そんなもんです。｣
と言った
『......え？』
思わず出た私の間抜けな声と人々の
ざわめきを残して、カーラと私は部屋
(というかは大広間)から出ていった
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新門アカツキ(プロフ) - 暇人さん» ありがとうございます！！全然更新できてなくてスミマセン...。近々更新しますので、待っていてくれると嬉しいです！！！ (2018年9月19日 6時) (
レス) id: d9194b6661 (このIDを非表示/違反報告)
暇人(プロフ) - 続きがきになるぅぅぅぅ最近見初めてどっぷりはまって一週間くらい待って今コメントしましたぁぁ！続きが気になりマッスル (2018年9月19日 3時) (レス) id: adf691658b (このIDを非表示/違反報告)
新門アカツキ(プロフ) - Ａｏｈａさん» ありがとうございます！！こちらも読んでくださるとは...！頑張って更新します！！ (2018年5月23日 22時) (レス) id: d9194b6661 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｏｈａ - 続きがめっちゃ気になります！更新待っています！ (2018年5月23日 22時) (レス) id: 99600ecbc7 (このIDを非表示/違反報告)
新門アカツキ(プロフ) - 響さん» 更新したぜ！ (2018年5月18日 15時) (レス) id: d9194b6661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新門アカツキ | 作者ホームページ：http:/uranai.nosv.org/u.php/hp/yukanovel01/dia
作成日時：2018年1月20日 1時
