我儘ご令嬢様１

３１話 ページ32

日和「そういえばぼく、Aちゃん達のことを探してるんだよね」


桜吹雪先輩と使用人の愛だろう。今だにFlowergardenの愛はレッスンに来ていない

使用人と同じ名前だが、雰囲気からして別人だ


北斗「桜吹雪先輩達がどうかしたのか？」

日和「こっちの方に呼び出されたらしくてね、いきすぎたことをしてないか確認しに来たんだけど…」



北斗「いきすぎたこと……？」


バリーンッ！！


突然ガーデンテラスの裏の方から鏡が割れたような音が聞こえた


日和「あぁ、これなら安心だね！」

北斗「何が安心なんだ？」

日和「"いつもの"だからね。見に行ってみる？」

北斗「まぁ、さっきの音も気になるからな」


俺たちはガーデンテラスの裏へ足音を忍ばせて向かった




そこにいたのは……


「お前みたいなブスが私の悪口言ってんなよ？割れちゃったけど、この鏡で自分の顔面を見てから出直してこい」

「その通りですね、A様！それに愛ちゃんのことぶりっ子とか……ひどいですよ？」



モブ女「事実を言っただけじゃない！Aと愛はブスって！どうせ化粧でしょ！」

「そしたらお前のすっぴん拡散してやるからな？あと、私と愛は、ほとんどメイクしてないから」



「ふふふ…ザマァ！……じゃなくて、残念でしたね」

モブ女「というかメイド服のアンタはだれよ！」



「さァ？というかこの動画晒されたくなかったら、さっさと失せてください」

モブ女「そっ、それいつからっ！？」

「さっさと失せろっつってんだろ。」



モブ女「こ、こわ………」

モブ女「社会から抹消される……！」



Flowergardenの桜吹雪先輩とその使用人が学院の女子と喧嘩をしていた

結局、桜吹雪先輩達が、追い払ってたが…



「Flowergardenを馬鹿にしてるブスはこの世から消えればいいのに」

「最近はナンパも喧嘩も多い、最ッ悪！……です。あ、払わせるの忘れてた……」



そう呟きながら２人はレッスンをする部屋まで歩いていった









北斗「あれのどこが安心なんだ…」

日和「いつものことだからね！」



ついFlowergardenのもう１人の方に来てほしくないと思ってしまった

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