33* 君の居場所。【紫】ﾘｸ* ページ42
『部屋電気ついとる、 』
メンバーとの打ち上げの後だったから、相当遅い時間だし、
もう寝てるんやろな〜と思い家の鍵を回した 。
玄関と廊下は真っ暗だったけど、
まだAの部屋の電気がしっかりとついていた。
『A .. ? まだ起きとるん ? 』
コンコン、とノックして問うと、
「 ... うん 、起きてるよ 、」
と少し掠れた声でAが応えた。
『 .. なんかあったん 、 ? 入ってもええ、 ? 』
「 .. ん 、」
短い返事の後 , 心配すぎて躊躇いもなく扉を開けた。
『え、何があったんよ ... A？ 』
僕の声に顔を上げた。
ベッド横の地べたに座り込むA 。
濡れた袖と赤く腫れた目。
そして何より 、
窓から入ってきた外の風に乗って、
僕のところまで流れてきた部屋内の匂い。
ちょっと鉄臭いかんじ ..
「何でもない ..」
濡れた袖で目を拭い立ち上がろうとするAに手を貸して。
『 寝とらんかったん ? 』
「寝れなくて ..」
鼻をずび、と鳴らすAをぎゅーっと抱きしめて。
『寝られへんかったの？じゃぁ俺も横で寝よかなぁ
準備するでちょっと待っとって !! 』
「ぁ、わかった、」
少し弾んだ声でそう言いパタパタと支度をしに部屋を出た。
ちゃちゃっと軽く風呂に入り支度をして寝室に顔を出すと
ベッドの上でスマホをいじっている彼女の姿が目に入った。
元気が無い彼女が本当に心配でしょうが無い
俺がベッドに乗ってAの方に寄るとスマホを置いて寝っ転がる彼女
元気のない彼女の顔を見たくなくてぎゅ、と抱きついてもう一度問いた
『どしたん。』
数秒の静かな間があって、Aが答えた。
「シンプルに、色々、」
『おぉう、なんかあったん？上司？』
「ぅん、いちいち発言キツくて、」
『そっかぁ、この手の傷はそのせいでついたんやな。』
「、へ、」
33* 〃→←32* ケーキに釣られる可愛い君は . 【水】ﾘｸ*
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ゆい - *祐霧*さん» 返信遅くなって申し訳ありません、、、全然遅れて大丈夫です！！ありがとうございます！！！ (2022年11月16日 20時) (
レス) id: 0c1f53aba3 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒 - *祐霧*さん» ありがと〜 (2022年11月14日 19時) (レス) id: 57f06ddef8 (このIDを非表示/違反報告)
*祐霧*(プロフ) - ゆいさん» 了解です！少々更新遅れるかもしれませんがご了承ください、、！ (2022年11月14日 19時) (レス) id: 2e501a64fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 初コメ、リクエスト失礼します！夢主が女の子の日になって桃くんが看病する、みたいなお話がみたいです！！！ (2022年11月14日 19時) (レス) id: 0c1f53aba3 (このIDを非表示/違反報告)
*祐霧*(プロフ) - るり(もしよかったら小説見てください)さん» 大丈夫です！めっちゃ理解しました！← 書かせていただきますね！ (2022年11月14日 0時) (レス) id: 2e501a64fc (このIDを非表示/違反報告)
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