不規則な日常を____【iris】

32*　ケーキに釣られる可愛い君は .　【水】ﾘｸ* ページ41

『洗濯苦手な怠惰ちゃんには言われたくないわあほ！』

「あぁ？ぜってぇ俺の方が部屋綺麗だしばーか 」


いつものように配信での青組での絡み。

まぁ確かに最近ちょっとお掃除サボっちゃってるなぁ、、


でも一人でやるのは気が遠くなる、、

でもメンバーもなぁ、、ぁ、A呼べばいいじゃん !!


〰

「え？」

『お願い !! お掃除手伝って .. !! 』


電話なのに手を合わせながらAにお願いした。


「ぃやいや .. 私も掃除好きじゃないし .. 」

『全部じゃないんだよ ? ちょっと手伝うだけ !! 』

「めんどくさ .. 」

『そぉんなこと言わないでよぉ .. 』



と、数分抗議した後。



『わかった。ケーキ買ってあげる。』

「よし乗った。」


お掃除手伝ってくれることになりました。


〰〰


ピンポーンと鳴ったインターホンを覗き、Aが来たことを確認する。


『ウェルカムトゥーザいむはーうす !! 』

「あぁはいはいリーダーさんのネタパクらないの !! 」


といつものように話しながら部屋に上げた 。


「 .. あれ、全然綺麗じゃん 。
　私に頼むって相当ヤバイ状況なのかと思ってた 。」

『いふくんに言われたんだもん .. 』

「何、まだ言い合いしてるの 〜 ? 仲良いねぇほんと 。」

『仲良くないからぁ !! 』


Aは年は違うけどいふくんとも知り合い 。

まぁ僕を通しての繋がりなんだけどね ..


「洗い物するから洗濯機回してきな ? 」

『はぁい〜』


つい溜めがちになっちゃう洗濯物 。

外出もあんましないからなぁ .. とかブツブツ考え洗濯機を回してリビングに戻った 。

既に食器洗いを終えて部屋を掃除機で掃除してくれている彼女。

手際良い .. 絶対掃除苦手とか嘘じゃん !!

その後もちょこちょこ細かいことをやってくれたA。


『めっちゃ綺麗 !! ありがと 〜 !! 』

「ええよん !! んで ケーキは ? 」

『あっ、』

「え？」


やべ ...


『 .. まだ買ってきてない .. 』

「はぁ .. 一緒に買いに行こじゃあ !! 」

『え 、良いの !?』

「うん !! 久しぶりに２人でおでかけしたい !! 」

『やったぁ !! 』


二人してニコニコ飛び跳ねる 。

掃除のご褒美にしては贅沢すぎます。神様。


ケーキに釣られる君は


可愛いだけじゃなくて優しい。


僕にとってのお姫様。









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リクエストありがとうございます！

お姫様なら掃除やらせるなよ、と書いてて一人でツッコんでました(笑)



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