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33* 〃 ページ43
気づいとらんとでも思ったのか、
君の手首に走る無数の線に。
『いつからやっとったん？俺全然気付けへんかった。』
「 ... 半年前くらいかな 、」
『ほ〜ぅ、そうなん、』
「 .. なんかもう、良いかなって、」
自分の腕の中でそうぼやくAの両頬を持ち、自分の方に向かせた。
『よしA、ええか？自分は価値のない人間だ〜っとか思ったら許さへんで？
それ、やってもええけど自分を否定せんとって？』
撫でながらそう言うと、ぽろぽろと涙を流す彼女。
『俺が付き合ってる以上Aは 完璧超絶可愛い星人 なんやから。
お前の居場所はここ。ええな？』
涙を拭いて慰めて。泣きつかれた彼女を寝かしつけ、自分も目を伏せる。
腕の中ですーすーと寝息を立てるをもうひと撫でし、
『Aの居場所はここなんよ。』
泣くのを堪えてそう囁いた。
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２ページ行っちゃいました ﾃﾍ
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