［戦国basara］白百合の花と白椿の花其ノ二 (ページ23)

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異変ページ23

同じ頃、とある場所にて

宰相｢ぐっ、はぁ⸜、、、はぁ...っあの、男。。許さん
俺を、誰だと、思ってやがる｣

男は夕日を眺めながら武者震いしていた

宰相｢まぁいい。今頃あの女は関ヶ原で遊んでいる頃。先に洛山へ帰り、あの女を他所へ嫁がせてやる

ふふ、ふははははっはははははっ｣

＿＿＿美桜ちゃん＿＿＿＿

家康｢洛山殿とお市様は、絆で結ばれていたのか｣

美桜｢！......そうだな。。。市は、私の、大切な...親友だったんだ｣

いま気付いた。市も私も。お互いを思っていたのだと

政宗｢....美桜｣

幸村｢.....｣

安土城にいた2人は美桜の思いを少しばかりかは分かっていた
美桜は寝そべっていたのを体を起こして座る
そして三成の方をみた

美桜｢そういう意味では、僕は凶王と同じような立場なのやもしれんな｣

三成｢ふん。、貴様と同じにするな｣

美桜｢何はともあれ、今日は疲れた。私は先に失礼しよう。凶王。あの時助けてくれてありがとう｣

幸村｢っ、美桜殿｣

美桜｢....さらばだ。幸村｣

幸村｢...っっ｣

忍頭｢美桜様....｣

美桜｢なにを辛気臭い顔をしている。そんな顔をされては洛山の名折れだぞ
しゃきっとしないか！｣

忍頭｢っ、お市殿は....｣

美桜｢....死んだ。｣

忍頭｢...美桜ちゃん。辛くないの？｣

美桜｢..っ｣

美桜はその時、答えることもせずにただ黙って馬を走らせた。その後を、兵士たちはついて行く

その後ろ姿をみる武将たち
彼らは一体、何を思うのか