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「それに、もし出来たとしても僕が持たないかもね。
こんな妖力の塊みたいなのを抑えるなんて、幾ら最高ランクでも不可能だと思うよ」
チョロ松が自分の考えを教えると、へぇと愛想ない様に返事をしたおそ松
「 自分から言ったくせに」と言うチョロ松の機嫌は良いとは言えなさそうだ
怒るのは諦めたのか、チョロ松はおそ松の声を無視して、治療を黙々とした
「(あーあ。元人間だった奴の考えが分からんわ。まあ、今は最高ランクの百々目鬼だけど……。)」
天狐はふて腐れながら、障子を全開にし、開けた先の丁度鳥居が見える縁側に座った
「チョロ松、その治療が終わったら言ってくれ」
「はいはい」とチョロ松は愛想がない様に、棒読みで答えた。まだ機嫌は直ってないらしい
そんな百々目鬼とは裏腹に、天狐は悠々と空を眺めていた
「お〜い!!天狐!」
「ん?あれは____」
おそ松を呼ぶ声が近くから聞こえてきた
そして、その先には、黒い翼を大きく羽ばたかせこちらに向かってくる者がいた
黒い大きな翼、美しい青色天狗衣服に身を包まれ、片手には羽団扇を持っている
「あ、カラ松じゃん。【大天狗】のお前がなんか用か?」
そう言うと、大天狗は地面に着地する
「用かって言われたら、そんな用は無いのだが、気になる情報を得てな」
「気になる情報?」
おそ松は顔をしかめ、こう言った
「【何かあったのか?】」
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癒秘松(プロフ) - 面白いです頑張ってください! (2019年5月22日 22時) (レス) id: 9ccb3af217 (このIDを非表示/違反報告)
依愛(いあ)(プロフ) - ももまつ(全松girl)@低浮上気味さん» ほんとですか!!ちょっと妄想話を書きなぐりみたいな作品だったんでそう言われると嬉しいです!!コメントありがとうございます( *˙˙*) (2019年5月2日 21時) (レス) id: c6db1ac225 (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(全松girl)@低浮上気味(プロフ) - とても面白くて、続きが気になります!更新、頑張って下さい! (2019年5月2日 19時) (レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。 | 作成日時:2017年8月8日 13時