山田家長女の私。【ヒプノシスマイク】

4話+オリキャラ設定 ページ6

Aside



水無瀬「Aちゃん、もうすぐオーナーも来るしそこの片付け終わったら上がっていいわよ〜」


『はーい』


テーブルを拭き終え、時計を見ると既に7時を指していた。


家に帰ったらまたグチグチ言われるんだろうな、なんて考えながらロッカールームで着替えをすませる。



水無瀬「あ！Aちゃんちょっと待って！」


お疲れ様でした、と声をかけてお店を出ようとした時、慌てて水無瀬さんが私を呼び止めた。


何かと思っていると、手の上になかなか大きいサイズのタッパーが乗せられた。



『あの、これは…？』


中には肉じゃがが入っているようで、なぜかと尋ねると水無瀬さんは笑った。


水無瀬「喧嘩したなら仲直りもしなきゃダメよ？ほら、これ持って帰って一緒に食べなさい！」


人差し指を立てて出来るわよね？と言う姿は、まるでお母さんのように見えた。



『…ありがとうございます。水無瀬さん。』



この人に言われると柄にもなく本当に仲直りできそうな気がして、タッパーを受け取って礼を言った。


よし、と水無瀬さんは私の頭を撫でてくれる。



『ちょ、もうぐちゃぐちゃ…！』


元々そんなに綺麗ではなかったが、なんだか恥ずかしくてそう言うと水無瀬さんはいつもの優しい顔で笑っていた。



『じゃあ…また来ます。』


手を振って店を出て、私は帰路についた。






⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰



水無瀬さんの設定です！


水無瀬 麗華(みなせ れいか)


年齢 30代後半

容姿 年齢よりもだいぶ若く見られる。

美人。

茶色の髪をサイドで編み込んでいる。

なんだかふわふわとしていて全体的に鈍い。

よく笑う人でAの事を何かと気にかけている。

オーナーとは夫婦でもなんでもないが過去に助けられ大きな恩があるとか…

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