沖 田 と 土 方 【沖田総悟】

同じ空間なんてごめんだ ページ6

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え、？



恐る恐る顔を下に向ければ、、

総悟が、、倒れて、る、？



総 『おい、雌豚、重いでさァ』

『なっ……！！』

総 『早く俺の上から退けろィ』



…ムカっとする前に、

恥ずかしさが込み上げてきた。


急いで総悟の上から退く、


なんて声を掛けていいのか

分かんないから、



とりあえず、



手の中にあるスマホを、

総悟に返す。



総 『……ちぇ、消しやがって。』

『当たり前でしょ！？』

総 『ひでェ顔をみんなに見せてやりたかったでさァ。』



……ふざけんな。

ていうかなんで、、

いつもアンタに、

酷いことを言われなきゃならないのよ！



『……っ、最低！』

総 『人の画像を消したお前も最低でィ』

『馬鹿！総悟の馬鹿！』



ほんと頭にくる！


コイツと同じ空間にいたら、

ストレスで、

自分がどうにかなっちゃいそうだ。



外の空気を吸って、

甘いものを食べて忘れよう、



総悟をギロッと睨みつけ、

甘味屋に出かける。



…なに食べようか。


みたらし団子がいいかな、

さくら餅もいいんだよな…

あんみつもいいし、

いちごパフェも最高なんだよな。



“だから豚になるんでィ”



…うわ、最悪。

総悟はいないはずなのに、

アイツの声が鮮明に聞こえてくる。



この嫌な気分を、

早く終わらせるために、

甘味屋まで早歩きをした。



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お兄ちゃんに似た人→←初勝利。

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