【D.Gray-man】働く副料理長さん！！よんっ☆

第百六十三夜 ページ16

◇貴方side



いきなり入ってきた人物。


小さい頃の、ユウ。


アルマ「ユ、ウｯ…………………」


ユウ「バカ野郎ｯ！！」


アルマ「ｯ！？」


ユウ「そんな事しなくたって、俺らは友達なんじゃねぇのかよ」


アルマ「さっきのｯ………聞いてｯ………」


ユウ「丸聞こえだ、バカｯ…」


アルマ「ユウ〜〜ｯ……ｯｯ………」


抱き合う二人には、笑顔が見えた。


やっと、


９年間経って、やっと心から笑えたね。







アレン君、


アレン『はい』


二人を、教団の見つからないところへ。


アレン『はいっ！！』


「ユウｯ！！アルマｯ！！」


「「ｯ！？」」


「もう、自由だ………………ｯ！！」


いきなり二人の足下に出現した、白い方舟ゲート。


ユウ「Aｯ！！」


「幸せに、なって！！」


アルマ「ありがとう」


「うん」









＿＿＿＿＿＿＿＿＿バイバイ。アルマ、ユウ。









“迎えに、行くから”




「ｯ！？」


ゲートに入っていく二人。


ユウがこっちを見て送ってきた言葉。


バカｯ……………


私はいいのｯ…………………


今まで、一緒にいたからもういいの。


幸せだった。


だから今度は、アルマに。







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