38話 ページ39
朝…
今日は日曜日、安らかにゆっくりと家で寝ていた
寝ていた
大事なことなのでもう1度言おう
寝ていた ←大事じゃないですね
過去形ということは、今は寝ていないということ
日曜日は昼ぐらいまで寝ていたいと思う時間
なのに今日は全然違う
その理由とは
ドンドンドン
「Aちゃ〜ん!!」
家のドアを何回も叩く音が聞こえる
それと同時に私の名前を呼ぶ声がする
『何々、誰々…』
渋々と玄関に向かう
ドア穴から外を覗くと、そこにいたのは
『え、え、り、燐音さん…?』
穴から覗いていたのは、なんと燐音さんだった
(え、私なんかしたっけ。借金取りかな?)
若干の恐怖を持ちつつ、ドアを開ける
「お!やっと出た!」
ドアを開けると、やはり燐音さんだった
『なんなんですか、今日日曜だしゆっくり寝てたいんですよ。あとなんで私の家知ってるんですか。あと近所迷惑ですよ!』
「あ〜はいはいそれはごめんね〜」
本当に反省しているのか、この人はホントにわからない
「てかAちゃん、パジャマのままじゃん」
さっき起きたばっかりで寝ていたため、もちろん私はパジャマだ
『誰のせいだと思ってんですか』
少し燐音さんを恨めしく睨む
「あ〜ごめんね〜」
燐音さんはいつもヘラヘラしている
『てか、何しに来たんですか』
燐音さんがここに来た意味がわからなかった
「あ〜ちょっとAちゃんに会いたくてさ〜」
(それ理由になってないじゃないですか…)
『あの、いつまでいるんですか』
いつまでこの人はここに居座るつもりなのか、全然帰らない燐音さん
『さっさと帰ってください』
ドアを閉めようとすると、ドアを足で押さえられる
『ちょ…!』
「Aちゃん硬いね〜せっかくケーキ買ったからあげようと思ってたのにな〜」
ケーキと聞き、ドアのぶの力が緩む
『ケ、ケーキ?』
「そ、ケーキ♪」
『どうぞお入りください』
私は本当に甘いものに弱いのか、燐音さんを家に入れてしまった
本当にこの時、燐音さんを家に入れなければ良かったと思った
____________
もうすぐでクリスマスですね!
皆さん何かしますか?
私は家族でケーキ作るかもですね!
この話で番外編としてクリスマスが出てくるのはちょっとどうしようか考えているんですけど、
たぶん作者が考えるの面倒臭くて出ないですよ←
期待しないでね☆←
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» その気持ちわかります…!私も推しにされるとヤバいです… (2023年1月1日 21時) (レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - HiMERU様の姫抱き最高なんですが???? (2022年12月30日 21時) (レス) @page49 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唏浪 | 作成日時:2022年11月20日 19時