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12話 ページ13

黒子「…Aさん?」






 





『あ、ごめん、今行く』









 









 









私って








一体どこまで






腐ってんだろう









 



 



 







 






 








.









.









.



















結局私は





 






この罪悪感に耐えられず









少しずつ居残りに顔を出さなくなった









 






 







 







 



















『はぁ』







 






 








口にするのはため息ばかり






また同じ




あの時と同じ




私は逃げた




怖くて逃げた









 


変わるって決めたのに…





 





 




 









 




 



 




青峰「A」





 


昼休みになったとき


大輝が振り向いてきた









青峰「お前なんで最近居残り来ねぇんだ?」









ギクッ




 









『最近勉強が忙しくてさ』






青峰「勉強もいいけどもうすぐ夏大だろ?

練習しねぇでいいのかよ

そんなんじゃ上手くなんねぇぞ」









 








 







 








 






 









 








『……の』




 






 





青峰「んぁ?」





 




 




 








 









 









『大輝に私の何がわかるの?』




 






 





 





 





自分でも驚くほど







冷静で






吐き出すような






突き放すような







低く冷たい声が出た








 





でも









 




私は今にも泣きだしそう



 






 





 





 



 


青峰「あっ、おいA!!」





 







 





気付けば走っていた




 









言われたくなかった




好きな人にだけは




言われたくなかった




間違ったことは何も言ってない




大輝が正しい




でもごめん




今の私にはその言葉を




素直に受け取ることができない




だって









 

 









 






 









 



私が1番知ってるから

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作者名:あっぷるな | 作成日時:2020年4月23日 20時

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