弱者と強者 ページ16
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｢お前らは、アカデミーに戻る必要はない！｣
『｢｢｢！！！｣｣｣』
カカシさんが、私たちの顔を見て、そう言った。
... ってことは、合格 .. ？
｢じゃあさ！じゃあさ！俺ら、合格ってこと！？｣
はしゃぎながらナルトがそう言う。
.. あれ、残りの鈴の数からみると、合格者は私だけなんじゃないの ？？
なんで、全員 .. ？？
嫌な予感がした。こういう予感は、決まって当たりやすい。
｢ああ。お前ら全員、忍者を辞めろ！｣
『 ... はあ？』
納得できなかった。
確かに、カカシさんの評価基準では、忍者にふさわしくないと思ったのかもしれない。
『忍者をやめろ？納得いかないんですが。』
きっと睨みながら カカシ にそういうと、私を睨んでこう言った。
｢サスケとサクラが捕まった。助けたいのならナルトを殺せ！｣
｢！！！｣
他の3人が息を飲んだのがわかる。
____私からすると、これのなにがダメなのか分からなかった。
｢A。お前は今、悩まずに全員見捨てるって考えただろう。｣
『！』
言う通りだ。
別に、足手まといを助ける理由なんて無いはずだし、私はそうは教わっていない。
『 .. どうして助けなくちゃならない？』
カカシを見ながらそういう。
そんな私を見て、サクラは顔を青くしていた。
『任務を遂行すれば多少犠牲が出たってどうでもいい。
ましてや、自分の体を自分で守れず、敵にまんまと捕まるような奴等でしょう。
私が助けなくちゃいけないの？何故？
仲間だから？仲間なら私の足を引っ張るのはやめて欲しいし、私の足を引っ張るやつは仲間じゃない。』
___全て、事実だと思う。
捕まった自分が悪い。私が捕まったとしても、助けろとは言わないし、自分が犠牲になればいい。
『任務を完璧に遂行することが忍者の役目だ。違いますか？』
睨みながらカカシに言う。
すると、黙っていたナルトが私に言った。
｢ .. そんなの、生きてないようなモンだってばよ｣
" 生きてないようなモン " 。
生きて、ない 。
｢ちょっと！ナルト！｣
｢なんで止めるんだってばよ！黙って聞いてりゃ！
任務を遂行任務を遂行、そんなもんロボットじゃねえか！！｣
ロボット。
『ロボットで何が悪いの？』
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ぬこ(プロフ) - 私の語彙力では表現しきれないくらい素敵な小説です！！できれば続きをお恵みください…！！！！ (2月24日 11時) (
レス) @page12 id: 71fe28d350 (このIDを非表示/違反報告)
きくさぶなそれ(プロフ) - 夢主ちゃんの複雑で色んな気持ちが混ぜ合わさった心情が分かりやすくてページを読むてが止まらず通読してしまいました！！めちゃくちゃ面白いです！！！この夢主ちゃん目線で物語を見ていくと心臓がキュッとして悲しくなります：：幸せになってくれ！更新応援してます！ (7月17日 2時) (レス) @page31 id: 0cccc81a8c (このIDを非表示/違反報告)
青谷(プロフ) - テウさん» ありがとうございますー！更新頑張ります(｀・ω・´) (2021年4月24日 17時) (レス) id: 5ce8256f2f (このIDを非表示/違反報告)
テウ(プロフ) - 続きが気になります^ - ^ (2021年4月24日 15時) (レス) id: b93e971b7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青谷 | 作成日時：2019年1月3日 1時
