弱者と強者 ページ15
.
「なっ .. ！！」
.
「なーんてね」
分身が捕らえたのは、カカシさんの分身。
私の前に立っているカカシさんが 、" とある場所 " に
移動するように手裏剣を投げる。
「っと、」
手裏剣を避けるカカシさん。
その場所 、その位置、その時間。
_____ ドンピシャ。
「！？」
" ﾄﾞｶｰｰﾝ ！！！ "
辺り一体が煙に包まれる。
その隙に、分身がカカシさんの腰にある鈴をとった。
「 いやぁ .. とられちゃった、」
参った参った、と頭を掻きながら煙から出てくるカカシさん。
「まさか、全て計算されていたなんてね。」
" 流石 、暗部の特別枠だね "
『はは、まぁ伊達に赤ん坊の頃から
___ カカシさんに手裏剣を投げたのは、 " カカシさんの後ろに回りこんだ分身 " の残りの1人が、大量の起爆剤と煙玉を私の " 目の前 " に設置していたのだ。
後ろに回り込んだようにみせ、1人は前に設置しておく。
そして、回り込んでいたもう1人は私を捕えているカカシさんを捕らえ、" わざと " やられて、油断させる。
手裏剣を投げて、起爆剤が爆発するタイミングに合わせ、設置した場所に誘導する。
そうすることで、起爆剤の大きい爆発の音で移動の音を消し、起爆剤に巻き込まれ爆発した煙玉で煙を増して視界から見えないようにする。
設置していた後隠れていた分身が爆発と同時にカカシさんの腰にむけて手裏剣をなげ、鈴を落とし、回収する。
『計算しなくちゃ取れないでしょう。
っていうか、貴方全然本気でやってないでしょう、』
そう。
鈴をとって気づいたことがある。
今の今まで、カカシさんは分身の術以外使っていないのだ。
「まあ、そんなこてんぱんにすると怒られるしね」
鈴を取れたのはいいが、少し、否だいぶ悔しい。
まあ、でも鈴を奪えたのだし。
この人相手にここまでやれたんだから、うん、良くやった方だ。多分。
『私、合格ですよね？』
そうきくと、何故かうーんとカカシさんは頭を唸らせていた。
「ま、とりあえず一旦終了にしようか。」
納得できないまま腕を引かれ、集合する。
合格では無いのか？
否、この人は鈴を取れば合格だと言っていた。
なら何故？
ふつふつと疑問が湧いてきた。
すると、カカシさんが口を開いた。
「さ、一旦ここでやめだ。」
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ぬこ(プロフ) - 私の語彙力では表現しきれないくらい素敵な小説です！！できれば続きをお恵みください…！！！！ (2月24日 11時) (
レス) @page12 id: 71fe28d350 (このIDを非表示/違反報告)
きくさぶなそれ(プロフ) - 夢主ちゃんの複雑で色んな気持ちが混ぜ合わさった心情が分かりやすくてページを読むてが止まらず通読してしまいました！！めちゃくちゃ面白いです！！！この夢主ちゃん目線で物語を見ていくと心臓がキュッとして悲しくなります：：幸せになってくれ！更新応援してます！ (7月17日 2時) (レス) @page31 id: 0cccc81a8c (このIDを非表示/違反報告)
青谷(プロフ) - テウさん» ありがとうございますー！更新頑張ります(｀・ω・´) (2021年4月24日 17時) (レス) id: 5ce8256f2f (このIDを非表示/違反報告)
テウ(プロフ) - 続きが気になります^ - ^ (2021年4月24日 15時) (レス) id: b93e971b7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青谷 | 作成日時：2019年1月3日 1時
