【おそ松さん】Six same faces 〜6つ子と6つ娘の出会い〜

M？ ページ25

-チョロ松
　




「あっちが台所、ここがお風呂場。僕らは銭湯行くから梅野さん達自由に使っていいよ」




一通り家の案内をして、部屋がある２階へと上がる。




「ここは父さんと母さんの部屋なんだけど、今日から梅野さん達の部屋として使っていいから。布団も押し入れにあるから、それ使ってね」




梅野さん達の荷物を２階まで運び終え、ようやく一段落する。






「チョロ松さん、トイレどこー？下？」

「うん、下にあるよ」

「下かー遠いなー…」

「…六美ちゃん夜中とかトイレ行けそう？大丈夫？」






トイレが下と聞いてやけに残念そうな六美ちゃんにもしやと思い聞いてみたら、案の定何で分かったのとでも言いたそうな顔をしていた。






この子も末っ子…トド松と一緒か。





思いがけず兄弟との共通点を見つけ一人でにやけていたら、三美ちゃんと目があった。






「……変態」

「違うから！」





やっぱりこの子は苦手だ。


それでもさっき触れられた背中がやけに熱く感じる。
…触れられたっていうか思いっきり叩かれたんだけど。

三美ちゃんと目が合う度に胸がドキドキとうるさいくらいに高鳴る。






…僕ってM？

いやいやそれはないかな…

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