＃５ ○中忍選抜試験第二試験○前編【名前固定】NARUTO少年編夢小説 (ページ11)

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ユカ「ユカも・・・行かなきゃ・・・。」

ユカは思いつめた面持ちでベンチから立ち上がろうとした。

ヒナタ「ダメだよ！まだ熱が・・・。」

ユカ「うっ・・・。」

しかし再び激しい頭痛に襲われ、ユカはヒナタに倒れ掛かってしまう。

キバ「俺が変わりに見てきてやるよ。」

ユカ「ホント・・・？」

キバ「あぁ・・・。」

そう言うとキバは外へ向かって行った。ユカはヒナタに寝かせられ、少し冷静になった。

枕元を見ると「天」と「地」の書が置いてある。

天と地の書・・・いつの間に・・・。

ハッサム「(本当に何も覚えていないのか？)」

ユカ「(ハッサム・・・何か知ってるの？)」

ハッサム「(お前が俺を呼び出したんだぞ？)」

ユカ「(ユカが・・・？)」

混乱しているユカにハッサムが疑うように聞いた。しかしユカは何も思い出せなかった。

シュンたちと夕方に話をして・・・フラフラ走ってて・・・そのあと、一体何があったの・・・？ハッサムを召還した記憶も何もない・・・最初に出していたコラッタたちの術は解けてるし・・・なんでなの・・・？どうか・・・どうか・・・シュンとみーちゃんが無事でありますように・・・。