今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:3,601 hit
小｜中｜大
第25話｛心の世界編2｝※F6チョロ松side ページ28
心の世界:緑の間(黒い柱の中)
緑(此処は何処だろう...？
前後左右、暗闇だらけ...だなぁ)
自分の体が若干見える程度の暗い空間に僕は居る。
あの日から、僕は皆を怖がらせている。
緑(自分自身が、魔物になっていて...
僕はちょっとずつこれでいいや。って思っていた)
こんな自分に嫌気が刺したけど、彼女は...Aさんは、僕を助ける為にここまでやって来てくれた。
緑『こんな僕を助けてくれるのは何故？』
耳をすませて、やり取りを聞いている。
ふと、流れ込んだ思い。
？[チョロ松の頑張りは、兄ちゃんがよく知っているんだよなぁ]
？[君の頑張りは見ていて気持ちがいいんだよ。
私は、そういう所がとても好きだよ]
緑(この声は...おそ松兄さんとAさん...？)
僕の瞳に光が戻る。
いつも支えてくれる人が沢山傍に居た。
いつの間にか忘れてた。
緑『...出なくちゃ。
ここから、出て...自分を受け入れなきゃ！』
強く、強く柱を叩く。
だいぶ、光が強くなっていって...。
気がつけば、Aさんの前に立っていた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：始音 優希 | 作成日時：2016年10月29日 6時
