第24話｛心の世界編1｝ ページ27
心の世界:緑の間
チョロ松の心の中は、緑色で溢れていた。
時々見つける鏡みたいな心には笑っていたり、泣いていたりと沢山の姿が写っていた。
貴＜...見つけた！＞
一番奥に、黒色の柱が建っていた。
貴(これが、闇の力の柱...。
久しぶりに見たな...)
この柱は、力を無理矢理与えられた時に建つ物で...壊すには自分自身の思い出したくない記憶を受け入れなきゃいけない。
貴＜...チョロ松は、何処だろう？＞
？＜それに触るな＞
貴＜っ？！＞
誰かの声がした。
振り向くと、真っ黒に染まった...。
貴＜チョロ松...？！＞
殆どが黒く染まっていて、1部だけ緑の松マークが目立った影が立っていた。
緑？＜お前は天使か...。
悪いけど、東郷様の邪魔するなら...＞
と槍を構えて、両手に持ち...
緑？＜ここで、今倒す＞
その槍を私に思い切り投げて来た。
貴＜っ！(避けたら、この柱に当たる…！)＞
判断が遅れ、柱に思い切り体を打ち付けられた。
緑？＜どうして抵抗しない？＞
貴＜...私は絶対に君を...傷つけないって、約束したから...！＞
乗り越えるには、1人じゃ難しい。
けど、チョロ松はもう1人じゃない！
貴＜頼りになる弟達や、おそ松やカラ松。
私やカイト兄さん達もいる！
辛いなら、相談ものるし、傍にいる！
だから...！＞
思いを乗せて。
伝えたい事を、届けてみせる。
貴＜闇の力に、負けるな！
戻ってきて、チョロ松っ！＞
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第25話｛心の世界編2｝※F6チョロ松side→←第23話[記憶世界編3]
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作者名：始音 優希 | 作成日時：2016年10月29日 6時
