気になる先輩 ページ8
ある休日の部活帰りに事件は起こった。
「ね、火神くん、黒子くん、」
火「なんだよ。」
黒「なんですか？」
「あれ水戸部先輩だよね？
女の人といる！
え？もしかして彼女さん？」
黒「いや、違うんじゃないですか？」
火「なんか困ってねぇか？」
「なんか話してる、いや、話しかけられてるよね？」
黒「水戸部先輩って喋れるんですかね？」
「いつも小金井先輩が通訳してるよね？」
火「ぜってぇ困ってんよな？あれ。」
黒「なんか身振り手振りで伝えようとしてますね。」
「外国人に話しかけられてるわけじゃないよね？」
火「いや、あれ日本人だろ？！」
このハテナだらけの会話の先にはあの、誠凛高校バスケ部背番号8番ポジションセンター、水戸部凛之助先輩がいる。
どうやら何か話しかけられて困っているようだ。
火「こんなことしててもらちあかねぇ。」
「私、行ってくるよ！女の人だし。」
黒「じゃあ、僕たち待ってるんで！」
火「おう、気をつけろよ。」
「あ、誰もついてきてはくれないのね…。
いってきまーす」
「水戸部先輩！」
あ、って顔した。
私認識されてるよね？
「どーしたんですか？」
女「あ、あなたちょうどよかったわ。
聞いても答えてくれなかったから困ってたのよ。
駅の場所教えてくれる？」
「駅ならこの道まっすぐ行ってハンバーガーショップを右に曲がったらわかると思いますよ。」
女「あ、そーなの？
ありがとね。助かったわ。」
「いいえー。」
小「黒子に火神？
そんなとこでどーしたの？」
「あ、小金井先輩。
水戸部先輩が女性に声をかけられて困っている様子だったので、（人1）さんが助けに行ったのをここから見てました。」
小「えー、水戸部に悪いことしたなー。」
小「水戸部ー、Aちゃーん」
「あ、小金井先輩。」
あ、なんか水戸部先輩が伝えようとしてる！
「あ、Aちゃん！
水戸部がありがとう、助かったって言ってるよ！」
「あーいえ。
あの、気になってたんですけど、先輩はどうやって水戸部先輩とコミュニケーションとってるんですか？」
火「なんでしゃべんねーの？、ですか、」
小「なんでって言われても。
俺は中学んときからずっといるから、なんとなくわかるんだよな。」
黒「すごいですね。」
小「君たちも、これからを水戸部と過ごせば、わかってくるはずさ！」
「私も水戸部先輩の言葉わかるようになりたいです！」
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ゆゆ(プロフ) - あさん» 初めまして。コメントありがとうございます！野崎君ですか。読んだことないので読んでみます。面白いと言っていただけて嬉しいです(^^)更新頑張りますね！ (2017年7月10日 21時) (
レス) id: ca833e82da (このIDを非表示/違反報告)
あ - はじめまして。 野崎君みたいな感じがしました。 読んだことありますか？ とても面白かったです。これからも頑張ってくださいね。 (2017年7月10日 21時) (レス) id: e355c01f80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2016年1月19日 0時
