呼びたいけど呼べない… ページ43
ーある日の部活帰りー
Aは火神の兄的存在、氷室辰也と偶然にも遭遇した。
氷「やぁ、Aちゃんじゃないか！」
「あ、氷室さん？！
どうしたんですか？」
氷「タイガに会いにきたんだ。」
「え？！火神くんに？」
氷「あぁ。
今からタイガの家に行くところだったんだ。」
「そうなんですね。」
氷「今、部活帰りかな？」
「はい。私、今日はちょっと残ってて、火神くんはもう帰ってましたけど、
今日は自主練いつもより短いと思ったら氷室さんが来るからだったんですね。」
氷「そうかもしれないね。」
「あの、いつも気になるんですけど…、」
氷「なんだい？」
「火神くんと氷室さんって2人でどんなことするんですか？
なんかタイプ全然違うように見えますけど…」
氷「そんなに特別なことはしないよ。
最近また会うようになってからは、タイガが作ってくれたご飯を一緒に食べながら話したり、DVDみたりとかかな？」
「か、火神くんの手料理？！
うらやましすぎる…！
どんな話するんですか？！
どんなDVDみるんですか？！」
氷「あはは。
うーん、だいたいバスケのことだよ。
タイガはほんとにバスケバカだからね。
DVDもNBAのとかバスケばっかりかな。」
「そうなのか…。
やっぱり火神くんはバスケが一番なんですね…。」
氷「タイガとは、その後進展は？」
「ないですよ！
悲しいくらいに…、
どうしたらいいか日々悩んでます。」
氷「まあ、素のAちゃんでいることが大事だと思うよ。」
「そうですか…？
ありがとうございます。」
そんな話をしていると遠くから氷室を呼ぶ声がした。
火「おい！タツヤ！」
「あ！火神くん。」
氷「やあ、タイガ。」
火「（人1）じゃねぇか。
どうしたんだよ。」
氷「ちょうどそこであったからちょっと話してたんだ。」
「お引止めしちゃってすみません。」
氷「いや、俺も話したかったからさ。
じゃあ、タイガ行こうか。」
火「ああ。
じゃあな（人1）。」
「じゃあね。
氷室さんもまた。」
氷「うん。気をつけて帰ってね。」
火「行こーぜタツヤ。」
氷「あぁ。」
そうやって去っていく2人を見ながらAはあることを思っていた。
(火神くんと氷室さんって仲よさそうだなぁ。いいなぁ。
てか、タイガって呼ぶのいい！
名前で呼び合うのステキ！！
私も呼んでもらえたらなぁ…なんて///)
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ゆゆ(プロフ) - あさん» 初めまして。コメントありがとうございます！野崎君ですか。読んだことないので読んでみます。面白いと言っていただけて嬉しいです(^^)更新頑張りますね！ (2017年7月10日 21時) (
レス) id: ca833e82da (このIDを非表示/違反報告)
あ - はじめまして。 野崎君みたいな感じがしました。 読んだことありますか？ とても面白かったです。これからも頑張ってくださいね。 (2017年7月10日 21時) (レス) id: e355c01f80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2016年1月19日 0時
