【一松】ほんとは大好き (ページ4)

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◯あれからページ4

名前)side

時間は案外早いもので、一松くんと再会した日から1ヶ月が立っていた。

あれからというもの、この街は結構狭いから
頻繁に一松くんと出会うようになった。

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「あれー？一松くん今日はどこ行くの？？」

なんて聞くと、

「路地裏。餌やりに行く」
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なーんて他愛もない会話をしていくようになった。
お互いすれ違えば挨拶もするしお喋りもする。
まあ、お喋りと言っても私が一方的に話して一松くんは、うん、うん、って聞いてくれるだけだけどね。

私の勘違いかもしれないけど、一松くん、初めて会った時より緊張がほぐれてる気がする。
「……」とか「、、。」とか少なくなったもん！

と言うより、今日はまだ見かけてないなあ、一松くん。

街をぶらぶらするうちに見たことのある頭を見つけた。
アホ毛が2本ぴょ～んって立ってるあの頭。

私は大声で「いちまつくーーーーん！！」

って呼んでみる。

_____？でも。