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そこに、クラスで1番目立ってて超可愛いっつか、マジ国宝と思う麻耶が来た。
麻耶「なーに話してんの♪」
私たちはみんなで愛想笑いをしながら、答えた。
あっかー「中間の罰ゲーム考えてて、何にしよっかなって」
麻耶「罰ゲーム?」
麻耶は少し考えて、私たちに耳打ちして来た。
「御幸に告白するってどう?」
麻耶はニコッと笑って、行ってしまった。
くれ「御幸に……」
A「こっ!告白〜?!」
たま「シッ!声が大きい!!」
私たちはそおっと御幸の方を見た。
相変わらず、我関せず。チラリともこちらを見ていない。
はまち「ねぇだろ!さすがにそれは!」
たま「ヤバすぎる。死しか思い浮かばない」
くれ「やめてやめて。想像しただけでめまいした」
A「超辱めをウケるえげつない罰ゲーム……」
あっかー「世界基準、超えてきたな。でも……。もしかして、だからいいんじゃ……」
A「はぅわ?!」
はまち「声が大きい!」
あっかー「麻耶のヤツ!それが罰ゲームとして成立するって思ってる時点でバカにしてる!」
A「そして……。間違いなく成立してる……」
「「「さすが麻耶……」」」
私たちはそれはそれでめっちゃ笑った。
くれ「底辺の底力を見せてみる?最恐の罰ゲームに挑む?」
いつも大人しい、くれが言った。
ゴクリ…………。
あっかー「やってやろうじゃん!私たちがどんなにその罰ゲームを嫌がっているか!目にもの見せてやる!!」
A「なんのこっちゃ!無理無理無理!もっとソフトなヤツにして!」
はまち「でも、ソフトにして勉強するかな。ウチら」
…………。
たま「あとがない……」
くれ「絶対やだから勉強頑張るっていう……」
確かに……。
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作者名:ほさつ1秒83 | 作者ホームページ:https://twitter.com/hosatsu1_83
作成日時:2020年9月4日 16時