【探偵チームKZ事件ノート】孤独な探偵は知っている

過去の話 ページ44

「じゃあ、話す。しっかり聞いて欲しい。


私が5歳のとき、家族は何者かによって殺,された。


そいつは証拠を1つも残さず犯行を犯し、また、目撃もされていなかったため捕まえることが出来ていないらしいんだ。


私はそのとき、ちょうどおつかいに行っていた。


で、帰ったら、見事に殺,されていたんだよ。


母、父、兄、姉、全員が。


犯人はそのとき、もう居なかった。


もしあの時私もあの場に居たら、死んでいただろう――――。


〜8年前〜


「ただいまー。」


あれ、声が聞こえない


いつもなら「おかえり」って言ってくれるのに


「ママ〜？」


暗い、そして、鉄臭い


なんで？


「ママ？居る？」


リビングのドアがちょっとだけ開いてる


おかしいな、ママもお兄ちゃんもお姉ちゃんも、いつもしめてるのに


リビングの扉を開ける


「ま、ま････。」


なんでママは倒れてるの？なんで！？


血･･･


血がお腹、足、腕、頭から出てる･･･


「ママッ！？ママッ！？」


揺らしてもおきない


なんで、なんで？


そうだ、お兄ちゃんを呼ぼう


「おにいちゃーん！ママが倒れてるの！お兄ちゃん何処にいるの？」


お兄ちゃんの声も聞こえない


おかしい


〜作成中〜

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