【あんスタ】ニキとの日常

朝ごはん ページ1

ん〜…よく寝た...
早く起きて準備しなきゃ...

「A、朝ごはんできてるっすよ〜！早く起きてたくさん食べるっす♪」

ニキが部屋まで迎えに来てくれた。
こうやって生活してるとだんだんニキがお嫁さんのように見えてくる。

「ふふっ...♪」
思わず笑ってしまった。

「A〜？何笑ってんすか〜？ずるいっす！(？)ほら、はやく立ち上がって一緒にごはん食べるっすよ！」

といいながら手をさしのべてくれる。

私はその手をとって一緒に食卓へ向かう。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「わぁっ！これ全部ニキが作ったの！？」
食卓に並ぶ宝石のように輝く料理を見て開いた口が塞がらない。

「どうっすか！？今日のは自信作っす！はやくはやくっ、たくさん食べて感想きかせるっす！ほら、せーの、いただきまーす☆」

「いただきます♪」

挨拶を済ませ、並べられている料理を食べ始める。

「.....」

「な、なんかいってほしいっす...
お口にあわなかったっすか...？」
私が何も言わないから焦っているのかだんだんと不安そうになるニキ。

「...ダメだ。」
私がそういった瞬間ニキは涙目になる。

「うぅ〜、これじゃ料理人失格っs...」
「〜ダメだっ☆おいしすぎてほっぺ落ちちゃうっ！」
頬を押さえながら言う。

ニキが落ち込んでいないか確認するために顔を覗きこむ。

「....」

ポカーンってしたまま動かない。壊れた？
「ニキ〜、だ、大丈夫〜？」

「うぅ〜！！」
突然ニキが泣き出した。
「んぃ〜！Aひどいっす！僕びっくりしたんすからねっ！」
子供みたいなかわいい泣き顔でこちらを見つめるニキに心打たれて完全敗北

「あ〜ごめんね〜？でもでも、美味しいのはほんとだよっ、こんな美味しいの食べたの初めて！」

安心させるためにニキの近くへ行き頭を撫でる。

「今日僕おしごともなにもないから、ずっと一緒ね」

上目遣いをされて尊くて叫びたくなるけど必死に我慢して
「うん、ごめんね〜。ずっっといっしょだよ♪」
と言い、ニキを見つめる。

「僕以外見たらダメっすよ」

「〜〜〜！！」
うまく言葉にできない気持ちが込み上げてくる。そして私は確信した。


ニキは小悪魔だなぁ...

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