38 ページ38
･
オーストラリアンフォーメーション
前衛がセンターラインをまたいでかがみ
レシーバーの虚をつき、
サーブと同時に2人が左右どちらかに動くことによって相手にプレッシャーをかける高度なフォーメーション。
忍足くんは
走り込む桃城くんの後ろに落とそうとしたが、
菊丸「完ペキパーペキ、パーフェクトってね！」
向日「菊丸！」
菊丸「桃ちんっ！頼んだ！！」
桃城「ういっす！！」
菊丸くんは
大石くんのポジションで桃城くんを動かし、
ゲームメイクを始めた。
『あえてアクロバティックを捨てて桃城くんの跳躍力･高さを活かしてるね』
乾「面白いな、」
「「ムーンボール！？」」
《ゲーム青学 1-4！》
まるでゴールデンペアのように試合が進む。
前で好き勝手にプレイするだけの菊丸くんが
ここに来てすごい成長だ。
桃城「…英二先輩がクロスに強打して後衛のバックをついた時…軽くフェイントを入れ…ポーチに出る！！そして返ってきた球を二人の間に…打つ！！」
そう叫びながら
二人の間に打ち込んだ桃城くん。
桃城「うしゃっ！大石先輩の言った通りじゃん！
ダブルスを制する36ヶ条…その6、えっとなんだっけ？」
そう言って桃城くんは左腕をまくる。
そこにはびっしりと文字が書いてあった。
向日「あ、あれは…」
桃城「
押しまくった青学
とうとう、試合は追いつき、4-4に。
跡部「見ろ、奴らは2人じゃねぇ。」
病院から戻ってきた大石くんに
私も含め全員が気づいた。
跡部「3人でダブルスをやっているんだ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 355人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＋1
| 作成日時：2023年3月15日 21時
