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不二くんの羆落としと同じように


ダンクスマッシュを封じられてしまった




ゲームは4-0に。


完全に押され始めた。


菊丸くんはペアも寸前で変わり、アクロバティックプレイも上をいかれる。

桃城くんのジャックナイフもダンクスマッシュも効かない。


相手の方が1枚も2枚も上手だ。





菊丸「させない!」



何がきっかけなのか、


それがわかるのは菊丸くんだけだが、


目付きがかわり、いつもの菊丸くんに。




桃城「英二先輩、」


菊丸「大丈夫だよ、桃。

"諦めるな!諦めなけりゃ必ず弱点は見えてくるんだ。チャンスはどこかにあるはずだ。自分達の力を信じよう"」


桃城「…」



菊丸「なーんて!全部大石のウケウリだけどねん」


桃城「ププッ、英二先輩らしーすねっ!…ところで、大石先輩からもうひとつ伝言があるんすけど…」







2人のフォーメーションに



氷帝側の人間がザワつく





「「オーストラリアンフォーメーション!?」」



乾「できるのか?桃に」

河村「急造コンビだぜ。無理じゃないかなぁ」




桃城くんのサーブに

向日くんが迎え撃つ。



向日「ハッタリだ、迎え撃ってやるぜ!!こっちか!」



菊丸くんが左に動いたので


右側にボールを打った向日くんだったが、



桃城「おっ、ラッキー♡当たっちゃったよ」



右に動いた桃城くんが打ち返して、ポイントが入った。



《30-30!》

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作者名:+1 | 作成日時:2023年3月15日 21時

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