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【赤眼目線】
どれぐらい走ったのだろうか。私は小さな町に出た。
とりあえず追っ手が来てないことを確認し、私は少し公園で休んだ。
息を整えた後、そこら辺をウロウロしているとおでん屋さんが目に入った。
そこの店主は私を見ると慌てた様子で話しかけてきた。
「おい!お前、大丈夫か?!傷だらけじゃねぇか?!」
「え?あ、大丈夫です……」
言われてから気づいたが私の体にはいたるところにケガがあった。
「とりあえずおめぇ、ちょっと寄ってけ!!手当してやるから!」
そう店主に促され、私はお店に入った。
店主の人はチビ太というらしい。
そこで手当を受けた後、私はおでんをご馳走になった。
お金を払おうとしたが、店主は
「金なんていつもあのバカ六つ子がツケて行きやがるんだ!おめぇさんのはオゴリだ!」
と言うので私は申し訳なかったがご馳走になった。
おでん屋を去った後、ふらふら町を歩いているといかにもマフィアのアジト感が出ている場所を見つけた。
私の記憶をたどると確か、ここは罪のない人間の命まで奪う最悪の組織だったはず。
私は謎の正義感に駆られ、アジトに乗り込んだ。
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チビ太の口調が行方不明……(^ω^;)
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作者名:きのこ松。 | 作成日時:2018年1月18日 20時