Episode17 ページ27
日々樹｢フフフ｣
｢急に笑われると怖いよ、渉｣
久々の部活です
バタバタしてあんまり出れないけど出れる日はちゃんと出るよ！！
しかも脚本私が書いてる時もあるんだよ！！
氷鷹｢失礼します。！今日はA先輩もいるんだな。｣
｢うん、久しぶりになっちゃってごめんね｣
あまり顔に出ないけど少し嬉しそうにしてくれるのは嬉しい
後輩かわいいっ
日々樹｢北斗くんっ！！こんにちは☆｣
氷鷹｢全然気にしてないぞ。それより次の公演の脚本とてもよかった。今から楽しみだ！｣
｢ほんと？？嬉しいなぁ、ありがとう！私も北斗たちがどう作り上げるのか楽しみだよ！｣
日々樹｢素晴らしいくらいのスルーですねっ｣
あ、北斗が華麗にスルーするからつられちゃった
氷鷹｢ああ、さっき廊下であったんだが友也は少し遅れるらしい｣
｢そうなんだね！じゃあ衣装デザイン確認しとこうか｣
早めに決めて宗にお願いしたいし、
日々樹｢A、先程のこと、気になりますよねぇ？｣
｢？なにが？？｣
先程？にやにやしてるけど…
｢あ、冒頭で笑ってたこと？別にそんなに…｣
日々樹｢実はですねぇ！私！｣
｢…気になるって言って欲しいんだね…｣
人の話聞かないなぁ、もう
氷鷹｢A先輩、ここレース着けすぎじゃないか？｣
｢あ、それはねぇ、大丈夫！上にジャケット着るといい感じになるようにボリューム出してるだけで全体で見るとバランス取れるから！｣
日々樹｢北斗くん！！今大事なとこですよ！！｣
氷鷹｢なるほど…合わせてみると確かに王子っぽさが増すな。流石、A先輩だ｣
｢ふふ、ありがとう｣
ﾊﾞﾀﾝﾂ
真白｢すみませんっ！遅れましたっ！今日A先輩が来る日なのにっ｣
氷鷹｢友也はA先輩が来ること知ってたのか｣
｢全然大丈夫だよ〜〜ほら座って座って！｣
真白｢あ、俺は部長に聞いたんです。｣
久々に全員揃ったなぁ
いやいつも私がいないせいなんだけど…
日々樹｢Aさん！！｣
｢ん？なぁにー？｣
あ、すっかり忘れてた…
日々樹｢昨日手を繋いで校内を歩いてましたね！！｣
｢！？｣
見られてたの！？
ていうかそれをからかいたくてずっと言ってたんだね？！
｢ちょ、…？！渉？！後輩の前でそういうことをっ｣
自分でもだんだん顔が赤くなるのがわかる
真白｢おぉーA先輩でも照れるんですね！｣
そこ！感嘆しない！！
私だって照れるよ！！
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作者名：藤郷 | 作成日時：2020年6月13日 22時
