本当の家族【鬼滅の刃】 (ページ2)

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出会いページ2

雲鳥山で、一人の子供が歩いていた。

　ついさっきまで爺さんの部屋にいたのだが、布団に入った途端、悪い予感がした。

　「ハアハア禰津子、ろ六太、母さん、た竹尾、花子、しげる、ぶ無事かハア」

　いくら山育ちとは言え、炭治郎はまだ子供である。
　一日にこれだけ歩いていれば、さすがに疲れる。
　息も絶え絶えになって家についてみれば…

　「禰津子！だ、大丈夫か！ハッ」

　部屋の中を覗いてみれば、

　「母さん花子そ、そんな、た竹尾！そそんなし、茂まで」

　俺がいない間に何があったんだ？

　「グ、グルㇽㇽㇽㇽ」

　「ハッ禰津子ど、どうしたんだ」

　「グルㇽㇽㇽㇽ。グワァァァ」

　いきなり禰津子が起きて生きてたんだと思い、喜びに浸っていた時にいきなり禰津子が襲ってきた。

　「ど、どうしたんだいきなり！」

　理解ができない。いったいどうしたんだ禰津子は！し、しかもだんだんと力が強くなってきている！そこで思い出した。そ、そういえば爺さんが人食い鬼の話をしていた。
で、でも！禰津子は鬼じゃない禰津子が生まれた瞬間も見ていた！

　「グヲォォォォォ」

　そこで考えるのもむりになった。
　禰津子の力がだんだんと強くなってきている！
　こ、このままじゃ

　「ね、禰津子耐えるんだ。耐えろ禰津子！」

　ポタッポタッ

　そのとたん禰津子が泣き出した。そして完全に力がなくなり、
　小さく子供になって眠りだした。

　
　その時

　「へぇ気に入った。
　僕の家族にしてあげる。」