笠松夢1-2 ページ31
．
「…ハハッ、やっぱな」
「え？やっぱりって…？」
バレた？
毎回幸の告白に見当つけて付いて行ってるのバレた！？
「おかしいとは思ってたんだがな、お前黄瀬の事好きなんだろ？」
「涼ちゃん…？え、まあ好きだけど？」
「…ッふざけんなよ」
ドンッと片手を後ろにあった幹に縫い付けられる
あまりの強さに顔を歪めていれば、目の前の幸がもっと辛そうに顔を歪めた
「ゆ、き…？なに…やって？」
「俺は！俺なりに、お前に本気だったんだよ！！」
…待って待って、なんか誤解生じてね？
「幸、待…」
「薄々変だとは思ってたぜ？」
「ちょ、幸、話…」
「俺が告白っつーのされててもお前は全然、気にする素振りすらしねーし」
「え、私…」
「…俺ばっかりが、Aの事好きだったんだな」
「ッ幸！！」
肺の中の空気を全て使って叫んだ
普段はこんなに叫んだりしないからか、喉に引き攣る痛みを覚える
それでも、気にせずに続けた
「なんか勘違いしてるよ、幸」
「…俺は別に、」
「第一、ここに居るのは幸が告白されてるのを見張るため！」
「…は？」
「プラス、私は涼ちゃんが好きだけど友達としてっていう意味だから！」
目の前の幸の顔が段々赤みを帯びていく
しかし、それを指摘できないほどに私の顔も熱を持っている
「…今黄瀬の事…」
「冗談だって！幸が告白されてるの見て凹んでたのを慰めてもらってたの！」
マジかよ、なんて幸の心の中が聞こえてきたような気がした
ひとまずは誤解が解けたらしい
この居た堪れない空気は良くないが
「…悪かった」
「いや、私が変な行動してたからだし」
恐る恐る離された幸の手は、小刻みに震えていた
…あーあ、無理に触るから
「本当、悪い…赤くなっちまったな」
「いいって、気にしないで」
険しい顔をして腕を見る幸から隠すように、後ろにさり気なく腕を引いた
しかし、すぐにその手は取られる
…幸によって
「幸？」
「A、俺は＿＿＿＿＿＿」
お前とバスケしか視界に入ってねーから
(…バスケは抜いて言って欲しかったかな)
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ユズナ(プロフ) - 今吉いぃぃぃぃぃぃいえあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！(((( とりあえず、いまよしぬ レベルですよこれ…禿げそう(( (2015年11月8日 8時) (
レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野悠(プロフ) - 甘夏蜜柑さん» ありがとうございました！ブン太待ってます！ (2015年7月12日 14時) (レス) id: 0a529b702d (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - 朔夜さん» 了解です！もう少し時間がかかってしまうかもしれませんので気長にお待ちください！ (2015年7月12日 10時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - 涼風さん» 続編に行ったら書かせていただきます！一応赤司のは書いたのですが、僕司夢っぽくもなっているので別の物を書いて載せたいと思っています。 (2015年7月12日 10時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - 鹿野悠さん» 雲雀さんと仁王書かせていただきました！丸井くんはもう少しお待ちください！ (2015年7月12日 10時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2015年5月28日 15時
