プロデュース科の可愛い子は人気アイドルの妹！？【あんスタ＋アイナナ】

24話 ページ26

休みの日、いつものように白いリボンをカチューシャのように…。

ではなくショートカットのウィッグを被る。

そして下着ではなく胸にさらしを巻く。

そしてクローゼットを開けてジーパンとメンズのTシャツを着てジャケットを着る。



「うん、我ながら男子」

全身鏡で変なところはないか確認して部屋を出る。

「お兄ちゃんお待たせ！」

今日はお兄ちゃんがオフなので出かける約束をしていた。

お兄ちゃんが「Aと出掛けたい！」って言うから。

そうゆうときのためのメンズ服だ。

マスコミとかに写真撮られて「Re:valeの百、熱愛発覚！？」とか…ね？

2つの誤解が生まれるから…。

だから男の格好をする。

「映画観るって言ってたけどなんの？」

「最近公開されたSF映画！」

「ふぅん」

どんなのか気になるなぁ。

「あれ？百さん！」

そう言われて前を向くと、三月さん、一織くん、陸さん。

なんか珍しく見える。

「やっほー！」

「百さん、弟さんもいたんですか？」

陸さんがそう言う。

おや、これは私と気づいてない模様。

よかった、初対面でないけど間違われてるなら安心して歩ける。

「あはは、Aだよこの子」

「え！嘘だろ！！」

三月さんがそう言うけども。

「残念ながらホントですよ」

喋ると全員驚く。

「胸はさらしを巻いているんで」

「ところで、二人でなにを？」

一織くんが聞いてきたので「二人で映画」と応えると3人に「デート？」みたいな顔された。

「お兄ちゃん、映画早く始まるから行こ」

「あぁ、うん！じゃあまた仕事で！」

「「「はい」」」

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