夢ノ咲学院にやってきた転校生は、シリアスが嫌いなのにシリアスに巻き込まれる

宗・零・泉の誕生日４ ページ39

零「とにかく、今日は楽しかったぞい♪ありがとう。」



「お、おうよ！」



零「ふっ、なんでいきなり鬼龍くんみたいになったのじゃ……w」



いきなり鬼龍くんのような返事になったAに意味がわからなくて吹きだす。



零「ほんと、面白い嬢ちゃんじゃのう……」



同時に愛しくもあるけど、な？









泉サイド



泉「ああもう、王さまなにやってんのぉ！？やめてくれる！？」



急にインスピレーションが湧いたとか言って床に書き始めた王さまにキレていると。



「レオ先輩、紙あげるからそっちに書いてください！？」



泉「来てくれて助かったよぉ、またこいつじゃなくて俺が怒られるとこだったし。」



「それは良かった……はい、プレゼントです！」



名前がくれたのは袋で、紺の布地に銀の糸で俺の名前とチェスの駒が刺繍されていた。



泉「Aが作ったの？センスいいじゃん、ありがとう。」



「喜んでもらえてよかったです！」



凛月「セッちゃんまた頬ゆるんでるよ〜？」



「ほんとだ……ふふっ」



泉「もうっあんたらちょ〜うざい！」



俺が言うと、Aが冗談ですと笑った。



「ちゃんといつものイケメンだから大丈夫ですってー」



そう言って先輩であるはずの俺の肩をバンバン叩いた。



ほんと、ちょ〜うざい……



凛月「うわぁセッちゃん顔真っ赤なんですけど。Aにイケメンって言われて照れちゃった感じ？」



嵐「ウフフ、泉ちゃんもウブねぇ♪」



レオ「わはは☆ゆでだこみたいだなお前！」



司「安心してください、瀬名先輩。お姉さまは冗談でおっしゃられているだけですよ。」



泉「ちょっ、うっさいよぉ！」



みんなちょ〜ウザい！てかかさくんに関しては辛口すぎてキャラ保ってないんだけど！



「え、先輩照れてるんですか？お可愛いこと、じゃないですか」



泉「それあの某恋愛頭脳戦アニメでしょぉ！？なんかあんたが言うとむかつくんだけど！」



凛月「セッちゃん、お可愛いこと〜」



レオ「お可愛いことー！」



司「お可愛いこと、ですね……w」



嵐「ウフッ、お可愛いこと♪」



泉「あーもう、あのセリフ聞くだけでイラつくようになっちゃうからやめてくんない！？」

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