僕に何かようですか…？3

ヤギの ページ11

Aside

氷の入ったお茶をさとみに差し出し、冷房のかかった冷たい部屋で一息つく

さ「く〜っキンッキンに冷えてやがるぅ！」

『ﾊｯﾊｯwカ○ジやんけw』

さ「ﾊｯﾊｯﾊｯwwwやっぱ冷たい麦茶だよな…」

『ね〜…』

さ「学校さ、もう直ぐで夏休みだな」

『ね〜…』

やったぁ、ちょっとぐーたら出来る…

さ「夏休み宿題あるよな〜」

『ね〜…』

うわぁ、お先真っ暗だ〜…

さ「お化け屋敷も残ってるよな〜」

『ね、ね〜…』

あー真っ暗真っ暗真っ暗暗

さ「お泊まり会的なのもあるよな〜」

『ね〜…！』

嬉しい、楽しみ行きたい！！！

さ「A〜」

『ん〜…』

さ「俺バテる〜…」

『僕も〜…』

さ「まだ夏休みに入ってないのにバテる〜」

『夏バテ極め〜』

さ「やらなきゃ終わんねぇけどさ〜めんどくなってくるんだよな〜」

『あーね…』

さ「ころんがさ〜、小学校の頃、夏休みの宿題で自由研究やる為に動物観察一緒に行こうって言われて」

『動物観察とな』

さ「そうそう、最初は猫とか犬にしようぜってなってたんだけど、どうせだったら大きなものにしようぜってなって。結局二人で動物園に行ったんよ」

『動物園…』

さ「まぁ丁度園内見回ってる時に動物のお散歩的なイベントがやってて俺らそれに偶然出会した訳よ」

『ほおほお』

さ「出会った動物が悪かった。ヤギだったんだよw」

『ヤギwww』

さ「そのヤギが、ころんのw自由研究のw紙食っちまってwww」

『食べたんかいwww宿題その後どうしたの…？』

さ「自由研究やれんくなったから宿題提出出来なかったみたいで、でも事故だったから先生も見逃してくれたみたい」

『ころころ今ヤギキャラ兼猿キャラだけど…もしやそのヤギキャラって小学校の頃のヤギ取り憑いてるんじゃ…』

さ「それはwﾊｯﾊｯﾊwころんw呪われてんじゃねぇかよｯwww」

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