【黒バス】女子嫌いな情報屋の私は女子校にキセキの世代を探しに行くらしい…

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テツナは本を手にしていた
題名は…『冒険少年』
冒険少年！？←


あ「あっ！その本…！」


黒「ふふっ…気付いちゃいました？」


あ「私の好きな…！前話したの覚えておいてくれたの！？」


黒「はいっ！Aさんがこの本好きだと言ってたので…僕も読んでみることにしました」


あ「ふふっ…読み終わったら感想聞かせて？」


黒「今でも面白いので…終わったら結構話し込んじゃうかもです」


私もよ。
この本は主人公が女の子を誑かす話なんだけど←
主人公は好きな女の子に出会って恋愛の大切さ、深さに気付いて改心するっていう話


意外と話が組み込まれてるのよね…


店「お待たせしました」


あ「ありがとうございます」


ﾊﾟｸｯ


私は1口だけケーキを食べた


黒「うわぁ…美味しそうですね！」


あ「ふふっ…食べる？」


黒「…いいんですか？」


凄く目がキラキラしてるわ←


あ「うん！ほら、あーん」


黒「うぇええ！？//」←


あ「食べないの？」


黒「…み、皆見てますよ」


ｻﾞﾜｻﾞﾜ


あ「こういうのも、いいじゃない？ほら、早くしないと食べちゃうわよ？」


そういって私はスプーンを口に運び出した


ｸﾞｲｯ


黒「はむっ…美味しいです」


あ「えっ…あ//」


大胆…すぎる
周りの人がうるさいわね←
…こんなに、テツナって…


黒「どうしたんですか？顔真っ赤です」


あ「うっ…テツナのせいじゃない」


黒「ふふっ…そうですか？あ、もっと顔赤くしてあげましょうか？」


あ「…え？」


黒「間接キスですよ」


あ「！？//…ばかっ//」


テツナの言う通り顔が一気に熱くなった
女の子同士…だっていうけど私は間接キス…初めてなんだからっ
テツナの顔が恥ずかしくて見れなくてつい俯いてしまう


黒「…僕の事、見て下さいよ」


あ「へっ！？ぼ、僕って…」


黒「ふふっ…やっとこっち向いてくれました。」


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


黒「おっと…予鈴ですね。早く行きましょう？」


あ「あ、うん…ってケーキたべきれてない！！」←


店「授業が遅れないようにしてくださいね((ｽｯ」


あ「あっ…」


私のケーキとコーラが…←


黒「これは謝らないといけませんね…借りはまた今度返しますよ」


あ「…無駄に格好いいわね？」←


黒「でしょう？ほら、ダッシュですよ！」


ﾀﾀｯ


あ「あっ…！ちょっと待って！」


ﾀﾀﾀｯ

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