化け物でも【キミガシネ】 (ページ14)

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13話ページ14

A視点

ケイジさんは、サラさんの手から銃弾を一つ取り、

こう言った。

ケイジ「んー実弾じゃないねー
　
　軽いし………もしかして……

　人形のパーツを手に入れる為の手がかりかもねー」

サラ「えっ…！？」

ケイジ「どうやら誘拐犯は……

　おまわりさん達を試したいみたいだ……

　知恵、判断力、洞察力……」

ケイジ「あ、後、Aちゃん。

　これって、君の？」

ケイジさんの手には、私のヘッドホンとスマホがあった。

『…！？私の…です。』

ケイジ「そりゃよかった。

　充電はあるみたいだけど、ロックが解けなくて。」

私は、ケイジさんからスマホとヘッドホンをもらい、

ロックを解除した。

『電話は…できない。

　メールは…できない…』

使えなくなってるのは、

電話やメールなどのもの。

だが、曲は聞けるらしい。

Q太郎「おっ、なんじゃお前らも探索中か。」

ケイジ「オーケーだ。サラちゃん。」

ケイジ「おまわりさんが見つけた荷物…

　君に渡すよ。

　答え……見つけてくれない？」

ケイジ「頼んだよ。」