【分岐点】 ページ1
琴里『つぅかまぁえた☆』
『うっ！！』
胸ぐらをつかまれる。
やばい真面目にやばい。
胸ぐらをつかまれる。
琴里は包丁を振りあげる。
あ、これ
中学と同じ…
グサッ
鈍い、音がした。
うわ、赤っ。これ俺の血？
まじで、やばいやばい、ヤバーイヤバーイヤバヤバーイ。
ふざけてる場合じゃねぇなこの血は。
琴里『じゃあ……また、ね！』
【避けて！！】
ふっと力が抜けたような感覚がした。
ああ、【私】のほうがいま俺の体を使ったのか。
隙ができた、奴の手から逃れられた。
逃げろ、走れ。
走れ、走れ、転ぶな、走れ！！！！！！
点々と紅い血を地面に垂らしながら走った。
その血を辿ってくるかと思ったが、遠くからでもわかる、あいつは笑ってる。
刺したことで色々スッキリしたんだなクソ先公がよ。
やばい、家が、あ、家だ、ドアだ、開けよう、早く、帰らないと、
『私…帰らないと、帰、らないと、帰ら、な、いと……』
ドアが開いた、あれはおそ松兄さんだ。
あれ、何松？なんか周りが暗くない？
私だけなのかなそれは……
あ、やばい、
意識が…
下へ…
下へ……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
バタバタと荒く走る音が響く。
あたりはすっかり暗く、窓からみえるのは夜の風景だ。
気にしないで、走る。走る。
ガラッと、ドアを開けた。
チョロ『…ハァ…ハァ…か、母さんのこと呼んだ…もうすぐくる。』
ここは病室。
一番奥の、窓際のベッドでAが眠ってる。
《しばらくは様子見ですね…》
あの医者の言葉が離れない。
様子見ってなんだよ、意味わかんない。
それってどっちに転ぶかわかんないってことでしょ？
Aは今、苦しんでるのに僕たちはこのわからない状況で何をすればいいんだ……
A、どうして、どうして……
なんでお前がこんな目に………
十四『……A、頑張れっ。A、頑張れっ。』
重い空気に耐えられなくなったのか、十四松はAの頭を撫でながら小さく声をかけた。
トド『十四松兄さん……。』
トド松の悲しそうな声が響いた。
十四『頑張れっ。A、頑張れっ。』
僕たちは十四松の行動を止めることも同じことをやることもせず、ただ黙って見てた。
『あ、私やられた。』チョ『マリ○みたいに言うな！！いやいまシリアスだからね！？』おそ『んなの知ったことじゃないよなー。』『書いてるのは駄作者だからね。』作『せめてタイトルは明るく行こうかなって…』→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
15大福(プロフ) - 七彩さん» ありがとうございます！！更新がんばります！ (2016年3月13日 12時) (
レス) id: 42c7565866 (このIDを非表示/違反報告)
七彩(プロフ) - なるほど、どっちにしても殴られる運命なのねハイ。これからも頑張ってください！応援しています！ (2016年3月13日 11時) (レス) id: e4fa147493 (このIDを非表示/違反報告)
15大福(プロフ) - 七彩さん» いやーあの世に行っても殴られると思いますハイ。コメントありがとうございます！！ (2016年3月12日 23時) (レス) id: 42c7565866 (このIDを非表示/違反報告)
七彩(プロフ) - あれ、目から海水でてきた。なんで十四松とトド松まで……琴里とかいうやつ、あの世に行くまでおそ松たちに殴られてな。 (2016年3月11日 23時) (レス) id: e4fa147493 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：at | 作成日時：2016年2月17日 21時
