コミュ力革命【衣更真緒】 (ページ8)

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6話ページ8

『真緒くん、ごめんね…』

衣「あぁ良いって、気にすんな」

アイドルスマイルが眩しいです

　

ジョ○ズが来るぞロールケーキ、いただきます！

『おいしい！ソーダの味するね！』

衣「おもってたより美味いなコレ！」

　

私本当に今日生きて帰れるかな

真緒くんに心持ってかれそうだよ…

　

ロールケーキも食べ終え、ようやく水族館を回る

あ「あたし熱帯魚見たーい」

棒読みで言うあんず

明「俺も見たいっ！」

遊「明星くんが行くなら僕も！」

　

北斗くんはというとどうしようか迷っていた

6人で来てるから3対3で割れるよねやっぱ

そう思っていたけど

　

氷「馬鹿2人組をあんずに任せられない、俺は明星の方へ行こう」

衣「そっか…んなら仕方ないか」

　

え、ちょっとまって

これじゃ、まるで

　

デートじゃん

　

あ「じゃあまたね～」

笑顔で去っていく我が幼馴染…

これが狙いだったのか

　

衣「さて、行くか」

『うん……』

　

クラゲや熱帯地方に住む魚たち

ジュゴンやいろんな動物を見て回る

衣「あ、そういやエイ見たいんだっけ？」

『うん！』

衣「あ、じゃあ巨大水槽行こうぜ！」

　

ここの巨大水槽にはエイ、マンタ、ジンベエザメ、サメと巨大生物が泳いでいる

衣「エイいっぱい泳いでんな～」

『ね、エイ可愛いでしょ？』

すると私たちの目の前を腹を見せて泳ぐエイ

衣「うわっ…顔みたいだな」

『そこが可愛いんだよ～』

すると次はサメが目の前を通った

　

衣「ひぃっ！」

すると真緒くんは私の腕を強く掴んで後ろに隠れた

『真緒くん、サメが怖いんですか？』

衣「いや、その…」

あ、そうだった

たしか非公式ファンクラブの情報によれば

『真緒くん、尖ったもの苦手でしたね』

衣「何で知ってるんだよ」

いやだってそれはぁ～

『衣更真緒ファンクラブ会員ですから真緒くんのことなら何でも知ってますよ～』

　

若干引いた目でこちらを見てくる

が、そんなの痛くも痒くもない！むしろもっと見てください！私の心臓が保つか分からないけど！！

衣「まあ最近は克服しつつあるんだがな…ってかお前そんなモンに手出してたのかよ」

『だって真緒くんの大ファンですからね～』

はあ…とため息をつくがどこか嬉しそうに笑う

衣「じゃあファンクラブのやつでも見たことないモン見せてやるよ」

『おお！？』

私だけにしか見せない、と

何だ何だぁ！