Magic hour*

＊cafe　【和也】 ページ8

後でその現象について調べてみるとマジックアワーというそうだ。







翔「あん時ほんときれいだったよな」



雅「ほんと！」



和「今でも景色覚えてますもん！」



潤「マジックアワー。そっから取ったんでしょ？店の名前」



智「うん・・・」







店内は入ってすぐパン屋でその隣にはパンも頼めるカフェが隣接されている。



今、俺らがいるのはカフェのカウンター。



２人がけのテーブル席が４つと



カウンターが５席の小さなカフェだ。



茶系を基調として、太陽の光が沢山入るよう窓も大きめに作られている。



そして照明も柔らかい光が差すものを。



BGMも邪魔にならない優しい音楽が流れている。



そうして作られたカフェは居心地の良さそうな温かい雰囲気に包まれていた。







雅「いいね、この雰囲気。落ち着く〜♪」



翔「なんか懐かしい感じもするね。まるで昔から来てたかのような・・・」



智「んふふ、ありがと」



和「ここ溜まり場確定っすね」



潤「ふふ、だな」



雅「ねぇ、俺らって記念すべき一組目のお客さん？」



智「うん！」



翔「何か頼むべきだよね・・・笑」



和「おーのさんのおごりなら頼みますよ。」



智「お前なぁ・・・それじゃ客じゃないだろっ！！」



潤「ふふふふ」





カランカラン♪



和「お客さんですよ！」



翔「記念すべき一人目のお客様はあちらかな！？」



潤「ほら、早く行けよ！」



和「働け、働け！！」



智「行ってくるー」



雅「いってらっしゃーい！！」

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