◇命令.6 ページ7
^^
あれから教室に帰ってゆっくりしていた
って言いたいけど現実はそんな甘くない
まだ私を後ろから抱きしめていて
離れる様子がない｡
｢み、御幸…そろそろさすがに…｣
ただ抱きしめる力が強くなるだけだ
私のうなじのところに顔が埋めて私を抱きしめている彼｡
御幸の顔がガバっと上がるのが分かる
やっと教室に戻れる〜って思った矢先、
｢…ひゃ…っ！｣
御幸が後ろから抱きしめたまま、首筋に舌を滑らせた
｢なに？感じてんの？ちょー可愛いじゃん｣
耳元でつぶやかれて身体がゾワっとするのが自分でも分かる
｢…っん、ちょ、御幸…っ、…ぁ｣
｢何その声…誘ってんの？｣
と言いながら今度は耳をパクっと甘噛みする
｢ひゃあっ…！やだ、…んっ、みゆ、き…｣
｢やめて欲しいんだったら語尾に"ワン"つけて言ってごらん？｣
こんのドS野郎｡
誰が言うかよ｡
だけど御幸の行為は徐々に激しくなっていくだけで、
｢…んっ、耳の、なか…やだ…んっ｣
御幸の舌が耳の中に侵入してきた
｢だからやめてらほしいならワンつけろって言ってんじゃん｣
御幸の声が耳にかかる度、反応してしまう
｢んっ、やめ、て…っ、んんっ…｣
｢…声出しすぎ…屋上に他の生徒いるから、声が出しすぎるとバレるよ？｣
と言いながら私の口を手で塞いだ
たぶん口を塞ぐとやめてとも言えない事を狙ってやったんだと思う
｢…っ、んん、…｣
首にチクリと痛い感覚が襲った
｢んじゃ今日はこれでおーわり｡今度こそはワンつけてもらうからな？｣
ニヤニヤして言って屋上から出る彼
^^
首がいたむところを確認してみると、蚊に刺されたように赤くなっていた
これって、もしかして…
｢きすまーく…？｣
^^
命令.6 《語尾にワン2》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆみゆ。(プロフ) - ともちん♪*°さん» まじっすか！(´∀｀*) じゃあとことんいちゃいちゃ頑張りますわ(笑) 山崎賢人くんだよね(´∀｀*)ありがとーっ！ (2016年4月4日 10時) (
レス) id: 94b6ada33c (このIDを非表示/違反報告)
ともちん♪*° - *Miyu*さん» いちゃいちゃがいいっす！！「オオカミ少女と黒王子」映画になるんだね！！絶対見に行く☆更新頑張ってね(о´∀`о)ノ (2016年4月4日 9時) (レス) id: 7e7d947078 (このIDを非表示/違反報告)
*Miyu*(プロフ) - ともちん♪*°さん» 続編っす(笑)いや、でも、本当に御幸とのいちゃいちゃになるよ？← ありがと！頑張ります！ (2016年4月3日 20時) (レス) id: 19621f9354 (このIDを非表示/違反報告)
ともちん♪*° - みゆみゆ。さん» 続編きたぁーーー！！マジ期待しちゃいます(〃^ー^〃)頑張ってね☆ (2016年4月3日 20時) (レス) id: 7e7d947078 (このIDを非表示/違反報告)
みゆみゆ。(プロフ) - たぬたぬたぬきさん» ありがとうございます！！やっとですよ(笑)全裸待機！風邪ひかないようにしてくださいよ？！← (2016年4月3日 19時) (レス) id: 94b6ada33c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆみゆ。 | 作成日時：2016年3月26日 21時
