◇命令.24 ページ32
^^
.
"今日も泊まってけ"
…聞き間違いだよね、きっと。
もう１回言ってもらう。
｢だから、今日も泊まってけ｣
……神様。聞き間違いだと言って。
なんでなんで?!御幸のこと好きって自覚してさすがにこれは早すぎだよ。
｢御幸ー。何やってんだそんなとこで｣
倉持くん、登場。
倉持と目が合って"やばい"って視線を送る。
｢また泊まるんか｣
｢俺、こいついないと寝れなーい｣
｢(今までどうに寝てたの…？)｣
｢まあ、俺には関係ねーけど、頑張れよ、A｣ひらひらと手を振って倉持は部屋に戻っていった。
2人取り残された私達。
御幸は強引に私の手に指を絡めて服のポッケに入れた。
御幸の部屋に向かう途中。
特に会話はない。ただ私の心臓が持たないだけ。
｢到着ー。…そんじゃ…俺を癒して…？｣
部屋に入ってドアを閉めた瞬間、御幸は私に抱きついて耳元で言った。
…どうしよう。すっごく嬉しいって思っちゃう。
でも好きな人からされたら嬉しいよね？
｢と、とりあえず荷物おかせて｣
私がそう言うと｢んん、やだ｣と言ってギュウと強く抱きしめた。
や、やばい。心臓が…。
｢……ん、よしっ。ベッドに行くか｣
とヒョイっとわたしを軽々しくベッドへ運んで座らせた。自分の"膝"に座らせた。
｢ははっ今のお前の格好、すっげぇエ ロい｣
御幸と向かい合って御幸をまたいで御幸の首に腕を回された私。なんとも卑猥な格好なんだ…！
｢そんで〜俺の腕で腰のところをグイっとすると〜｣
と言いながら私の腰に腕を回してグイっと自分に引き寄せる。
｢丁度、お前の胸が俺の口元にあたるんだよな〜｣
｢はぁー襲いてぇわ｣と言いながらワイシャツのボタンを外していく。
御幸は私の胸元が見えたところでボタンを外すのをやめてそこに顔を埋めた。
御幸の舌が私の胸の谷間のところを這い、そこから鎖骨を通って首筋に舌が辿り着く。
｢やぁ…んぁ…み…ゆき、んん…っ｣
｢そんな声出されたらたまんねぇよ｣
そう言って御幸の舌は首筋を ﾁｭｳｳ と強く吸った後、私の耳を舐め始める。
気持ちよすぎてもうどうにかなりそう。
好きな人の舌が自分の首筋や鎖骨を這い、気持ち悪いと感じる人なんていないでしょ…？
｢…はぁ、もっと聞かせてよその声。｣
今宵はすごい夜になりそうです。
.
^^
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆみゆ。(プロフ) - ともちん♪*°さん» まじっすか！(´∀｀*) じゃあとことんいちゃいちゃ頑張りますわ(笑) 山崎賢人くんだよね(´∀｀*)ありがとーっ！ (2016年4月4日 10時) (
レス) id: 94b6ada33c (このIDを非表示/違反報告)
ともちん♪*° - *Miyu*さん» いちゃいちゃがいいっす！！「オオカミ少女と黒王子」映画になるんだね！！絶対見に行く☆更新頑張ってね(о´∀`о)ノ (2016年4月4日 9時) (レス) id: 7e7d947078 (このIDを非表示/違反報告)
*Miyu*(プロフ) - ともちん♪*°さん» 続編っす(笑)いや、でも、本当に御幸とのいちゃいちゃになるよ？← ありがと！頑張ります！ (2016年4月3日 20時) (レス) id: 19621f9354 (このIDを非表示/違反報告)
ともちん♪*° - みゆみゆ。さん» 続編きたぁーーー！！マジ期待しちゃいます(〃^ー^〃)頑張ってね☆ (2016年4月3日 20時) (レス) id: 7e7d947078 (このIDを非表示/違反報告)
みゆみゆ。(プロフ) - たぬたぬたぬきさん» ありがとうございます！！やっとですよ(笑)全裸待機！風邪ひかないようにしてくださいよ？！← (2016年4月3日 19時) (レス) id: 94b6ada33c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆみゆ。 | 作成日時：2016年3月26日 21時
