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*
【リヴァイside】
口調はまだ軍にいた頃の名残りがあるようだが、それさえ抜けちまえば可愛げのあるオンナ･･･
ﾘｳﾞｧｲ「･･ｳｯ、ｹﾞﾎｹﾞﾎｹﾞﾎｯ」
オレは自分の考えている事にむせた。
････『可愛げのあるオンナ』･･･？
ﾊﾝｼﾞ「大丈夫かリヴァイ」
どうかしている。異世界？こんなところに迷い込んだために普段考えないことを･･･
ｸｼｬﾅ「ユパを呼んでくる」
オレの咳き込み具合に、クシャナはサッと身を翻して部屋を出て行った。
･･･ﾊﾟﾀﾝ。
ﾊﾝｼﾞ「さてはリヴァイ、クシャナに見とれてた？？」
ﾘｳﾞｧｲ「ｹﾎｯ･･･、バカか」
なんとか声を絞り出す。
ﾊﾝｼﾞ「だってさ、ああいうタイプ、パラディー島にはいなかったよね？」
だからなんだ。
クソ･･･反論したいが喉がいうことをきかねぇ。
ﾊﾝｼﾞ「リヴァイには意外とああいうタイプがいいのかも、って気がしてきた」
お前が決めることじゃねぇ。勝手に話を進めるな。
ﾊﾝｼﾞ「あ、大丈夫、こういうの結構好きだから応援する！」
いやいやちげぇし。お前の
ﾘｳﾞｧｲ「ｹﾎｹﾎｯ･･･････チッ･･」
今は睨みつけて舌打ちするのが関の山だ。
ﾊﾝｼﾞ「････････」
なんだ。今度は黙ってきょとんとした顔でこっちを見てやがる。
ﾊﾝｼﾞ「あれぇ･･･もしかしてリヴァイ･･････」
ハンジは口の端に指を当て、考えをめぐらせながら言う。
ﾊﾝｼﾞ「私とクシャナが話してる間、ずぅぅっと優しい目でクシャナを見てた事、自分で気づいてないの？」
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作者名：ico | 作成日時：2019年12月28日 17時
