【BL】【仮面ライダー】冗談も程々にしろ！【短編集】

君の気分。(貴×凌)※ ページ26

※初の貴虎攻めｴｯです、成人向け。心が18歳以上の方もどうぞ(



耳許で甘く誘惑の声を囁く。
端正な顔立ちで純潔が保たれていそうな貴虎は、案の定そんなことは無い。
「…中が絞まって来てるが…奥まで入ってるぞ」
吐息の様な声で侵攻を告げていく。
貴虎の首に震えながら手を回す凌馬は頬を赤く染める。
「っ、ぁ、、事実は…分かっている…ｯ」
指は中へ進んでいく。嬌声は溢れて収まらない。
「んｯ、んぅ…」
凌馬は貴虎のシャツを掴む。まず中を掻く指を一度抜いた。
「なんだ？」
俯きながらも貴虎を見て、言葉を口にする。
「…っ、貴虎が良いんだが…」
貴虎は頷いた。が、条件を付ける様である。
「俺でイきたいのなら、あと3回はあると思った方がいい」
頭が真っ白になる。凌馬はとにかく、気持ちよくなりたかった。
「何度でもいいから、イかせてくれないかな…僕は今、貴虎で気持ちよくなりたい気分なんだ…」
涎がたらりと束になって落ちて唇を潤す。
「お前なら楽しめそうだ」
羞恥心なんてどこかへ忘れてしまった。
ふっと笑い、中に挿入する。
快楽が脳を刺激して、乱れていく。
お互いの躯を寄せて、奥まで突いた。
「…ぁっあっ…だめ…ｯ」
今度は凌馬の耳朶を加えながら、スパイスを交ぜていく。
「欲しいって言っただろ…」
もっとスピードを上げられる。中が白く染まって飲み込んでいった。
「っ、あぁああ…っ！んぅ、たかとら…っ、きもち…いい…」
熱さに溺れそうな凌馬を一杯に抱き締め、中に溢れるばかりの蜜を出した。
「っ＿＿！」
「ぁ、あ、ああ＿＿ｯ」
ぐちょぐちょと卑猥で濡れた音を立てる。
「これだけで疲れるなんて無いだろうな」
低く美しい声でもう一度、と告げられる。
凌馬は乱れる息を整えて許諾した。

もっと愛して、と。

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