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「ちょっと待て。飲んだのか、あれをっ!?」
血相を変えた中也がAに詰め寄る。
『う、うん……』
「もしかしてそれ、梶井君が作ったビタミン剤かな?」
「……野郎、何てモン寄こしやがった。つか、お前も勝手に飲むな」
『そういうなら、テーブルにおいとかないでよ』
「うっ……それは……」
「注意を怠ったな、中也」
「子供の手の届かない所に置かないと」
「駄目ね、チュウヤ」
「俺が全部悪いんですかっ!?」
その時、部屋の扉が開いた。
「うはははっ! ついに完成したので報告を…………お?」
梶井が部屋の中を見て、動きを止める。
「……お取込み中の様なので、僕はこれで」
「逃がすかこの野郎」
「ひぃぃぃっ!!」
中也は梶井の首をがっちり掴んで持ち上げる。
「待って、待ってくださいっ! ほんの出来心でっ!」
「遺言はそれで十分か?」
「止めてぇぇぇっ!!」
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『……あれ、とめなくていいんですか?』
「安心せい、何時もの事じゃ」
「いつも?」
「そんな事より次じゃ。これなんてどうじゃ?」
『そんなことより?』
梶井が縊り殺されそうになっていると云うのに、紅葉は着物をAに当てて楽しんでいた。
これが日常茶飯事なのか、とAは一人納得して、華やかな着物を着付けて貰っていた。
この後、どうにか死を免れた梶井から、薬の効果は一日だと聞いた。
それから元の体に戻るまで、首領と紅葉の着せ替えと写真会が続いたのだった。
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ソルト(プロフ) - この作品にてねこぱふぇさんの作品を全て読み終わりました。どの作品も面白く1日で読み終わってしまいました…これから2週目に入ります。今後のご活躍を期待させていただきます。 (2019年6月14日 0時) (レス) id: 61b043fd1c (このIDを非表示/違反報告)
鶴媛(プロフ) - ネコぱふぇさん» 弟君の幼女化ありがとうございました!!弟君シリーズすごく好きです!!これからも応援しています! (2019年4月30日 21時) (レス) id: 3faee80352 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのごん子 - 獄都事変とコラボしてガッツポーズしたのは私だけじゃないはず (2019年4月29日 21時) (レス) id: 1eba992f2c (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - 大阪さん» すみません。バチカン奇跡調査官は詳しくないです。 (2019年4月29日 10時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
大阪 - リクエスト、まだ大丈夫でしょうか?バチカン奇跡調査官とのコラボがみたいです… (2019年4月29日 5時) (レス) id: 513b666ef4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネコぱふぇ | 作成日時:2019年3月24日 23時