【ONE PIECE】私の事、嫌いですか？死んで欲しいですか？よければ………助けてくれませんか？3 (ページ18)

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ト「後は簡単。崩れそうなところを、打ち付けまくって、ければ脱走できると思ったってわけ。

ぶっちゃけ、蹴れば大丈夫だと思ってたけど、案外固かったのが予想外かな。」

ラ「1、2の3で！ってのはそういうことだったのか。」

ト「そうそう。まぁ、言い忘れちまったけどな。(笑)ってことなんだけど？わかった？A？」

もう、勝てるし、逃げれるし、この距離では、と言うかガラクタで、僕たちとAの間は塞がっていた。

ア「クソがっ！！」

強いような弱々しい声が聞こえる。

ト「でもまぁ、ありがたく思ってるよ。

壁をさらにもろくしてくれて(黒笑)

だが、もう俺たちにては出すんじゃねぇぞ。」

そう言ってその場を離れ、歩きはじめた。

ト「ふぅ。本当は五分五分だったんだよなぁ。」

ラ「でもすごいよ！トト！これからもよろしくね！」

ト「あぁ！よろしくな！」

ラ「さぁ、で、今日はてか、今からどうしようか…」

ト「やることないしな。」

ト(んー食材もないしな…)

ラ(行く当てもないしなぁ。)

「「うーん……」」

ト(食べ物食べ物…どうしようかなぁ。ライカに聞いてみようかなぁ。)

ト「ライカ！！何食べたい？ってなんか赤くて丸いゴミ？ついてるぞ」

ラ「え"っ！マジで？！とってとって！！」

ト「いや、乙女か。」

ラ「あら、いやだ。トトったら殴))」

ト「痛い痛い痛い痛いっ！！叩くな！蹴るな！」

ラ「…たく…ほい、取れた。」

ト「なんだった？」

ラ「んー？わかんね。居場所わかるやつかな？」

ラ「うえっ、マジか。」

ト「ん？またある。予備用か？動くなよ。」

ラ「ハイハイ。」

ト「取れねぇな……ん？」

トトは来た方向を見上げた。

少しばかり元来た道を走りる

ト「ちょっと待っててな。」

ラ「？いいけど？」

するとキランと光るものが見える。

ト「ライカッッッッ！！伏せろっ！！」

ラ「え？」

ライカが振り向くと同時に

バンッ！バンッ！

となる銃声。

飛び散る血しぶき。

揺らぐ瞳。

何も聞こえずに

頭は真っ白。

全てがスローモーションに見てた。

そんななか、胸に手を当て、服に広がる血を止めようとしているトトがいた。