113過去編56 ページ17
ラ「っ!!」
ただ単に嬉しかった。
Aも、驚いた顔をしている。
こんな状況で心が和んだのはおかしいかもしれない。
いや、元からか?
ラ「ありがとうトト。落ち着いた。」
ト「…真実を言ったまでだ。」
そんなことをいながらも広角が上がっていることを僕は知っていた。
ア「もう、時間はあげない。」
そういった瞬間、拳銃を取り出した。
ト・ラ「っ!?」
ア「さぁ、逃げれるかしら?」
ドドドドドドドドドドドドドドドドっ‼
連射する音が聞こえる。
あいにくこの部屋は、家具が少なく、構造ももろい。
ア「死んでないかしら?トトはともかく、ライカは困るのよねぇ…」
ラ「卑怯だぞっ‼」
こう叫んだのが悪かったのか、僕の居場所をつか止めた。
ア「死んじゃ困るからねぇ。」
そして僕の腕をつかもうとする。
ア(ふっ…これでライカはまた手駒として動かせるわ!)
.
ト「と、思うじゃん?」
ア「っ?!なにっ?!」
トトは数センチというAの手がライカに届くまでの距離を振り払う。
手を掴んだまま、トトは思いっきり壁を蹴った。
メキメキメキとヒビが入り、崩れて行く壁。
ア「っ‼そんな…バカなっ!」
Aがそう思うのも無理はない。
なぜなら、この部屋は壁が壊れないように細工がしてある。それも強力な。
ア「な、何故だ?!この壁が壊れるなど?!」
Aは動揺が隠しきれない。
そんな中でも壁はボロボトと崩れていく。
ア「貴様らァァァァァァ!!どんな細工をした?!」
ト「…実に簡単さ。お前は知っってるかい?
小さな組み合わせは、努力は、やった分だけ実が実ると。」
ラ「まさかっ‼お前。」
ト「あぁ、たぶんライカはわかっただろう。
俺はこのドライバーでずっと壁を打ち付けていたのさ。
まぁ、ドライバーと言ってもネジ穴に指す形はない、道具としては使い物にはならないものだがね」
ラ「だから、毎晩毎晩、部屋を出て行ってたんだ。」
ラ「そう言うこと。」
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呪術廻戦
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メガネ大佐 - ありがとう (2019年8月27日 12時) (レス) id: b1d014a126 (このIDを非表示/違反報告)
クミコさん - 絶対にLINE交換します! (2019年8月26日 18時) (レス) id: ad68fbe9cf (このIDを非表示/違反報告)
クミコさん - メガネ大佐さん» 当たり前です!!メガネ大佐とはもう、素晴らしい仲です!!(途中なに行ってるかわかんなくなって来たww (2019年8月26日 17時) (レス) id: ad68fbe9cf (このIDを非表示/違反報告)
メガネ大佐 - 良ければ、来年ライン交換してね (2019年8月25日 21時) (レス) id: b1d014a126 (このIDを非表示/違反報告)
メガネ大佐 - 勿論、もう友達でしょう (2019年8月25日 15時) (レス) id: b1d014a126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クミコさん | 作成日時:2019年5月1日 6時