こんなの嫌だよ ページ8
凜沙side
カルマが泣き崩れた
あのカルマが
凜沙「っ…」
カルマ「もういいや…この関係も終わりだ」
凜沙「いやだっ…それだけは辞めて!」
流音「カルマ…いやだよ…!!」
流音、凜沙side
僕らの
私達の
カンジョウ
思い出の鍵を壊さないで
カルマ「…もう…喧嘩しないで…この件は置いといてあげる…
凜沙、流音俺らは幼なじみなんだ、そして、
流音と凜沙はたった2人の兄妹なんだ互いに傷つけあうのはやめて…じゃあね…」
凜沙「カルマ!!止めてくれて…ありがと…どうかしてた…一線を超えてたかもしれない」
カルマ「それ、流音の前で言うことじゃないから笑
じゃあね、
おばさん大丈夫でしたか?また何かあったら呼んでください」
「ありがとう、カルマくんにはいつも迷惑ばかりかけて」
カルマ「迷惑じゃないですよ笑では、失礼します」
カルマside
家に帰る時に、おばさんが俺の家に立っていた
裸足だった
どうしたのかと聞くと
血相を変えて、流音と凜沙が喧嘩してるって言ってた
おばさんが来るなんてただ事じゃないと思った
上に上がったら
凜沙が流音を掴んでいた
嫌な予感がした
急に何かがこみ上げてきて
苦しくなった
理由は分かってた
二人共E組に落ちたってこと
知ってた
知ってた自分が何故か許せなくて
悲しくなって
2人が消えてしまうんじゃないかって
怖くなって
ねぇ…明日来てよふたりとも
E組楽しいよ
変なタコがいるんだよ
流音大丈夫だよ
もういじめられないよ
良い奴ばかりだからおいでよ
__
凜沙side
その日の夜
パパにE組のことを話した
流音と2人で
流音、凜沙「「…ごめんなさい」」
「何やってるんだ!!」
流音「っ…ごめんなさい…」
「ごめんなさいだと!?お前が落ちたから、凜沙も落ちたんだろ!何やってるんだ!」
凜沙「流音は悪くないの!!流音を責めないで!!」
「凜沙お前は黙ってろ!!
いいか?明日から必ず学校へ行くんだ!!たとえ嫌なことがあってもな!!、じゃなきゃ殺す!!じゃあ俺は仕事に行ってくる」
流音「学校…学校…学校?」
凜沙「お兄さん!」
流音「っ…!!…いやだっ…龍…龍…」
それからずっと流音は震えていた
龍という名前を呼び続けながら
ねぇ…龍って誰?
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作者名:茅野雪 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HamadaFuka1/
作成日時:2019年6月23日 18時