【HQ】白鳥沢から追い出された俺の幼馴染は青城のマネ

女の子たちに嘆願なんてされてら断れないよね☆ ページ15

「「「「「「「Aちゃん/愛良さん」」」」」」」




『ん？』




「お願いします」
「朝霞を入れないで」
「Aちゃんが傷つくの見たくない」
「バレー部の人たちも」
「サッカー部のようにしたくない」
「信じてる」
「頑張って」
「私たちはA様の味方です！」
「及川さんをあの子にだけは取られたくないの」




女の子たちの嘆願の声が上がる




あぁそっか…青城には多くの北一生が上がってくる




だから、全部知ってるんだ




あの子のこと…辞めていった部員のこと…




『みんなの願い、受け取った。私も徹も一もできる限り頑張る。それでも隙に入られたときは誰にも危害が加えられないように最善の努力をする。伝えてくれて、ありがとっ』




「「「「「「「「はい！」」」」」」」」」




『じゃ、私は部活に戻るね！』




「Aちゃん、頑張れ」




徹ファンと私のファンの思いのつまったエールをもらった。




………今日は一軍かかわるのやめよ




白雪ちゃん回収したら、くにみんのとこ行こ




ここ数日毎日来てるからね、勇とくにみん




『白雪ちゃ〜ん、二軍のとこ行こ〜』




「はい！」




「A？！何一人につきっきりなってるの？！」




『え…今日までこの時点で残ってる子一人もいなかったし…』




「今日は７人いるの！」




『なんですと？！』




「仕事教えてあげて！」




『わかったー。後、今日はスポドリ作るの難しいかも』




なんてったって後輩の指導があるからネ




「え〜うそ〜」




『休憩の時間遅らせてくれないと無理だからー』




「わかったー」




まあ、二軍、三軍まで作るのは時間が厳しいかもだけど。





『スポドリ試験クリアした子たち、８人！白雪ちゃんと美鈴ちゃんと優姫ちゃんと望ちゃんと蒼菜ちゃんと波留ちゃんと加奈ちゃんと菫ちゃん！』




頭の中の個人情報と結びつけるの大変だったよ…




こんなに残らないもん、いっつも！！




「「「「「「「はい！」」」」」」」





え、ひとりたりない？朝霞が返事なんてしてるわけないじゃないですか〜




『これから、タオルの場所と部活でのルールを説明していくね。ちゃんと覚えてね』




「「「「「「「はい！」」」」」」」




いい子かよ！！




ま、これ全部覚えてないと入部許可できないし。




特例を除いて…ね




備品の場所、なくなった時の対処法、ルールを教え、




二次試験の時が来る。

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