キセキの世代をこす選手は帝光中出身のバスケ天才女子、帝光中の女王でした

新16話 ページ19

貴方Side

次の日

僕はいつもより早く体育館に向かった

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

流石にまだ黛さんも来てないか

まあ、いっか

どうしよう、やる事無い

貴「久しぶりに、バスケしようかな。。」

誰も居ない体育館の中、私は一人シュート練を始めた

ｶﾞｺﾝ

貴「ふー。。」

赤「さすが、Aだね。」

いつのまにか、赤司が来ていた

貴「当たり前じゃん、勝つために必要なものは全て手に入れる」

基本中の基本だよ

赤「そう言えば、まだ彼は来てないんだね」

彼。。あー黛さんの事か

貴「赤司、黛さんだよ。名前ぐらい覚えてよ」

赤「ああ、そうだったね」

実「あら、征ちゃんもAちゃんももう来てたのね」

貴「あ、レオ姉おはよ」

赤「おはよう、レオ」

葉「赤司、A、おはよ！」

貴「おはよう、コタちゃん」

赤「おはよう、小太郎」

根「おーっす」

貴「よっ！」

赤「おはよう、永吉。じゃあ、練習を始めようか」

そう言えば、まだ来てないな。黛さん

早く来てくださいよ

黛Ｓｉｄｅ

俺は今何をしていると思う？

正解は体育館の前でウロウロしてる。でした

昨日の放課後に来た１年生に誘われたから、体育館まで来てみたけど

入る勇気がない

黛「(どうしよう。)」

ｶﾞﾗｯ

？「ん？」

誰だ、この赤髪

？「もしかして、黛か？」

黛「何で知っている。。」

？「Aから聞いたからね。中に入ったらどうだ？」

黛「あ、ああ。(Aって誰だ？)」

？「そうだ、僕の名前は赤司征十郎だ。覚えておけ」

黛「お、おう。(あれ？俺先輩だよな？)」

？「あー来たんですねー黛さーん」

ん？あれは

黛「お前、昨日の奴か！！！」

？「あ、覚えててくれたんですねー嬉しいです。あ、ちなみにお前じゃなくてAです」

？「あら、彼が新しい部員？やだーいい男ねー」

？「ん？本当だー！」

？「っというか、３年じゃないか？」

こいつら、俺が見えて。。

貴「皆、貴方の事見えてますよ」

黛「そうだな。。」

貴「入ります？」

もう一回。。バスケがしたい！！

黛「ああ、入る！」

だって、今回は上手くいく気がする









貴「待ってましたよ、私達の影」

新17話→←新15話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す