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私が不思議そうにそういうと瀬名は理解できない！というような顔つきになり
瀬名「はあ！？！？どう見たって愛らしさが違うでしょ！！ゆうくんはもうこの限りないほどの愛らしさが溢れているわけ！！！ほら、よく見てみなよ！！」
とゆうくんの顔をまじまじと見させようとしてきた。
……確かに愛らしさというか可愛い系の顔しているなとは思うけどよく分からない。瀬名が好きそうな顔だな〜というのも分かるけど、、瀬名には絶対なんかのフィルターかかっているでしょう、、と呆れながら思ったのと同時に、ふふっと私は笑みを漏らした
私が笑うと瀬名はちょっと不機嫌そうな顔をした
瀬名「………ちょっとぉ、何笑っているわけ？」
A「あっ、ごめん笑こうやってやり取りするの久しぶりで懐かしいなと思って…少しの間しか関わってなかったけど、、瀬名は変わらないね」
不機嫌そうな瀬名に向かって、私は思ったことを口に出していいか迷ったけれど…少なくとも”あの時”の私なら月永と一緒に普通に話していただろう…と思って、あえて口にした
懐かしむように私は瀬名を見ると、瀬名は不機嫌そうな顔から、ふッと微笑み
瀬名「そんな簡単に変わるわけないでしょう。…あんたも変わってなさそうで良かったよ」
私は瀬名からのその言葉にドキッと心に突き刺さった
変わってない…？そう見える…？
ごめんね、瀬名。私はあの頃のような輝きはもう消えてしまったんだ
今だってあの頃と同じように話せるように心を、意識を変えているだけ
今普通に話しちゃったら、ただ無気力で何も輝けない、アイドル露咲Aの抜け殻を見せちゃうから隠しているだけなんだよ、、
普通に話せても、瀬名にこんな姿だけは見せたくないだから演技しているだけなの、、
今の私の姿を見せたら、瀬名は、、どう思うのかな…
A「ふふ、ありがとう。それで？”ゆうくん”達が私に用あるっていうから来たんだけど…なんの用？」
私はさっきの気持ちを瀬名にバレないように笑顔で表情を殺し、無理やり話を戻した
だけど、私は初めて話す方に言い方…よりかは声色ががいつもよりも低くなって話してしまうため、そこにいた5人に緊張感が走ってしまった
……あー、やってしまったなぁ、、
私は人見知りが激しく、仲良くならないと必要以上に話したくないし、冷たく言葉を返してしまう悪癖がある、、、
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作者名：sarai | 作成日時：2024年1月1日 3時
